和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

宮城で“1万人の第九”/名字の言

2012年11月28日 08時25分41秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月28日(水)より転載】        


  ◇◆◇◆◇◆


(11/28)
 師走に入ると全国に「第九」の歌声が響く。
中でも市民参加の草分け的なイベントが、12月2日に大阪で開かれる「サントリー1万人の第九」。
今年で30回の節を刻む。
昨年に続き、東日本大震災の被災地・東北の宮城と映像で結んで行われる



「宮城で“1万人の第九”に参加するんです」と、岩手・陸前高田の地区婦人部長が教えてくれた。
地元の市民合唱団で歌声を磨く彼女。
今回、関西と東北を結んで“歓喜の歌”を歌うことに、人一倍の思いがある



昨年4月のある朝、被災地の友の様子を伝える本紙の紙面に、兵庫県西宮市にある「広田太陽地区」の友の目はくぎ付けになった。
記事は、岩手に「広田地区」があり、地区部長が同じ「村上さん」と伝えている。
阪神・淡路大震災を経験しただけに、強い縁を感じた。
“負けたらあかん”との深い祈りを込め、激励の寄せ書きなどを送った



それから、両地区の心温まる交流が始まった。
今、陸前高田の「広田地区」は、西宮の同志と同じ「広田太陽地区」となっている



東北の被災地の各会館では、今も、全国、全世界の友からのエールが大切に並べられている。
「苦悩を突き抜けて歓喜へ」――誓いを胸に、限りない応援を支えに、東北の友の挑戦は続く。
        (應)



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