和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

蕎麦の花/今日の俳句 第1400号

2013年11月04日 07時52分47秒 | 今日の俳句

◇蕎麦の花/今日の俳句◇
       ◇※第1400号※◇
      

 2013年(平成25年)11月4日(月)

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■ 11月4日。
○ ユネスコ憲章記念日
 1946(昭和21)年のこの日、ユネスコ憲章が発効し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が発足した。日本は1951(昭和26)年7月2日に加盟した。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  浅間曇れば小諸は雨よ蕎麦の花
         杉田久女


  花蕎麦や見ゆる限りを送らるる
         木下夕爾
  

  月光の満ちゆくかぎり蕎麦の花
         古賀まり子


【季語の解説】
※ 蕎麦の花→花蕎麦。
 タデ科の一年草。原産はアジアの北中部で、日本へは10世紀ごろ朝鮮を経て渡来したという。食用として涼しい気候の山地などに栽培されるが、痩地でもよく育つ。
 栽培する時期によって秋蕎麦と夏蕎麦に分かれるが、秋蕎麦の方が多く作られるので秋の季語となっている。茎は高さ30~60センチ、淡緑色で節は赤みを帯びている。
 葉は心臓形で先が尖っている。花は葉腋から出た茎の先に短い総状に白い五弁の小花をかたまってつける。まれに薄紅色の花もある。
 花後の実から蕎麦粉を作り、実の殻は「そばがら」といって枕につめて利用される。


【「現代俳句歳時記(秋)角川春樹編・角川春樹事務所」より転載】


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※今週のことば/わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)11月4日(月)より転載】


   ※今週のことば※


  全世界の友も歓喜の来日。

  希望と祝賀の座談会を

  楽しく晴ればれと!

  草創と誓いの新出発だ!


      ◇※11月4日※◇


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   ※わが友に贈る※

  支部長・支部婦人部長の

  献身ありて広布は前進。

  「皆の幸福のために!」

  その祈りと行動を

  諸天・諸仏も讃嘆!


      ◇※11月4日※◇

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    ◇※名字の言※◇

総本部の威容を見上げて、感動の思いを胸に帰る途中、突然、呼びかけられ、小柄な婦人は驚いた。若い男性が目の前に。名前を思い出す。25年前に受け持った教え子だった。婦人は小学校教師。未熟な新米教員のころの記憶がよみがえった。やんちゃな子で、自分は叱ってばかりいた……



近況を聞くと、3児の父になり、兄と会社を経営しながら、スポーツの指導者としても活躍している。「あの子が……」と感嘆しつつ、婦人はその勇姿を仰ぎ見る思いで、自らのさらなる成長を誓った



小説『新・人間革命』の「若芽」の章で、東京創価小学校の開校時の模様がつづられている。当時の児童も今や大樹となって、社会で奮闘しているに違いないと想像しながら、読み学ぶ日々だ



文部科学大臣「優秀教員表彰」に輝いた下野六太氏は「生徒の成長に手応えを感じる幸せが、私を突き動かしています」と、著書『跳べた!泳げた!必ずできる!』(鳳書院)で述べる。混迷を極める教育界だが、“子どもの成長が私の幸福”“子どもの幸福が私の喜び”と言い切れる教育者が増えていけば、希望の未来は必ず開ける



子どもの成長とともに、教師の成長も見守り続ける「教育のための社会」の構築が肝要である。
       (杏)
 
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◆浩ko・ 編集後記◆
 今日も有難う御座います。和井弘希です。

  こほろぎやいつもの午後のいつもの椅子
        木下夕爾

 広島県福山市が生んだ偉大な詩人・俳人、木下夕爾も昭和40年(1965年)8月4日、50歳で死去した。
 その翌年に、私は広島に移転し、広島市で発行されていた「木椅子」の同人として、お世話になった。勿論、総合俳句雑誌「俳句」などで木下夕爾の“名まえ”くらいは知っていた。
 提出句は、自分の日々の生活の心のさまを詠ったもの、木下夕爾は、普段から物静かな方ではなかったろうか。「春燈」の同人であった彼は、句に「渋み」と「軽み」を併せ持っている。 

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