和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

白鷺/今日の俳句 ≪第.1818号≫

2015年06月29日 06時21分11秒 | 今日の俳句


  癌の妻風の白鷺胸に飼ふ
       斉藤 玄


  白鷺や植ゑし水田の稲みどり
       門屋大樹


  白鷺の降りし青田のあらたまる
       柴田佐和子


  白鷺の深みへ行くを見詰めをり
       篠田純子


  白鷺のはるかな白に居りにけり
       不破 博




※ サギ科の白い羽毛に覆われている鳥の総称で、大鷺・中鷺・小鷺があり、前二種は渡り鳥。小鷺は留鳥。いずれも初夏から巣を営む。
 沼沢や水辺を渡り歩いて餌をあさる渉禽で、形は鶴に似ているが、小さい。浦和市の野田の鷺山は名高かったが、開発と農薬公害で一羽もいなくなった。
                                                                                      

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】






     ※今週のことば※


  女子部の希望の新出発。

  楽しく華のスクラムを!

  明るく陽光の励ましを!

  「心の財」を積みながら

  歓喜と充実の青春たれ。


        2015年6月29日





     ※☆*寸 鉄*※

大関西が総会。世界が仰ぐ常勝の英雄よ!新生の心意気で共々に快進撃を

       ◇

「大阪の戦い」を勝ち開いたのは20代の青年室長。後継ぐ青年の使命は燦然

       ◇

真の功徳は折伏を知らぬ者にはありえないー恩師。喜び勇んで仏縁を広げよ

       ◇

皆で活動体験語る充実の協議会を。「師弟の月」の勝利へ我が地区から出発

       ◇

熱中症に注意!屋内での発症も多く。水分・塩分補給、冷房の活用小まめに        
                         




     ※名字の言※


「僕には才能がありませんから」「力はございませんが……」。謙遜を美徳とする日本人が、言いがちなせりふである



思想家で、武道家でもある内田樹氏は、自分も若いころにはよくそう言ったが、教える立場になった時、それは禁句であることが分かったという



氏の同門に昔、いくら勧められても初段の審査を受けない人がいた。自分にはまだ黒帯の実力がない、と。そのうち後輩にもだんどん抜かれ、不思議なことに、10年以上稽古しても、さっぱり彼の技能は進歩しなかった。「何か」が能力の開花に「ロック」をかけていた(『街場の戦争論』ミシマ社)



「力がありません」という表白は、結果が首尾よくいかなかった時のための予防線である。この、心の隅に残った恐れの命が、成長を妨げる。ほかに「自分はやればできる」という言葉があるが、これも、時には「やらない」言い訳であり、臆病の表れかもしれない



だから、成長にはまず「勇気」が必要となる。牧口初代会長は青年に言った。「勇猛精進し給え!仏法は実行だよ。精進だよ。老齢にはなったが、私も実践しています」と。勇んで挑戦する。そのあとに力はついてくる。「力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(御書1361ページ)である。            (申)                   
                                                                       




【聖教新聞:2015年(平成27年)6月29日(月)付】



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