和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」11月1日(火)

2011年11月01日 07時02分54秒 | 今日の俳句
「名字の言「聖教新聞・2011/11/1(火)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 「成仏」を『広辞苑』で引いてみる。「死ぬこと」という説明も載っている。日常会話でも使われよう。もちろんしかし、これが本来の意味ではない



成仏とは、仏の生命を成くこと。自分の可能性を限りなく発揮していくことをいう。成仏への修行を、日蓮大聖人は「従藍而青」に譬えられた。藍よりして而も青し――藍からしぼった染料を何度も重ねることで、衣は鮮やかな青色に染まる。同じように、いよいよの決意で修行を重ね、自らの生命を仏界に染め抜けとの仰せである



修行といっても特別なことではない。祈り、学び、支え合い、豊かな教養と思いやりの心を育んでいくことに尽きる。「教養」を英語でいうとカルチャー。原義は〝耕す〟。人間として成長するには、頭と心を耕すことが欠かせない



ジャン・ラクロワいわく「教養の目的は、人間的なあらゆる可能性の完全な実現である」(P・フルキエ著『哲学講義』中村雄二郎訳、筑摩書房)。人間能力の全的開花という点において、成仏への歩みと、教養教育(リベラル・アーツ)には、通じるものがあるかもしれない



創価学会の目的は、全ての人の成仏にある。それはまた、輝く21世紀を開く、リベラル・アーツの民衆運動ともいえるだろう。

       2011・11・1
           (克)


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