和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

鴨/今日の俳句 第1423号

2013年11月28日 04時52分55秒 | 今日の俳句


◇鴨/今日の俳句◇
       ◇※第1423号※◇
      

 2013年(平成25年)11月28日(木)


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■ 11月28日。
○ 税関記念日。
 大蔵省(現在の財務省)が1952(昭和27)年に制定。
 1872(明治5)年のこの日、運上所の呼称を「税関」に統一することが決定された。

○ 太平洋記念日。
 1520年のこの日、ポルトガルの航海者マゼランが、後に「マゼラン海峡」と命名される南米大陸南端の海峡を通過して太平洋に出た。
 天候が良く平和な日が続いたため、この海をPacific Ocean(平和な・穏やかな大洋=「太平洋」)と名附けた。マゼラン自身はフィリピンで原住民に殺されたが、彼の船は初めて世界を一周して帰国し、地球が丸いことを証明した。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  寄り寄りに水輪つくりて月の鴨
         臼田亜浪

  遠嶺より日あたってくる鴨の水
         桂信子
  

  鴨の布陣河口どこから昏(く)れてよし
         加倉井秋を


【季語の解説】
※ 鴨→真鴨・子鴨・鴨の声・鴨の陣。
 鴨は雁と同じガンカモ科に属しているので、形や習性は似ている。鴨類のうち、真鴨・小鴨・葭(よし)鴨・長尾鴨・嘴広鴨・などは河口や湖沼で、鈴鴨・黒鴨などは海上・江湾・荒磯などで見られる。
 秋、雁と同じころに飛来し、春に北方に帰る。昼間は群れをなして休み、早朝や夜間に草の実・水草を取る。
 狩猟が許されているので、鴨猟は狩猟家にとって魅力的である。鴨の肉は非常に美味で、ことのほか喜ばれる。
→春の鴨(春)・引鴨(春)・初鴨(秋)。


【「合本 俳句歳時記(第三版)角川書店」より転載】


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※わが友に贈る/今週のことば/名字の言※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)11月28日(木)より転載】


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     ※わが友に贈る※


 励ましの要諦は
 悩みをよく聴くことだ。
 「分かってくれた!」
 その安心が前進への
 大きな力となる。

      ◇※11月28日※◇


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    ◇※名字の言※◇

民芸品の製造を手掛ける壮年部員が、明年のえと「午」の張り子玩具を作り終えたのは、秋の初めだった。一息入れて、筆休めかと思いきや、再来年のえと「未」の作品を考案する正念場という



「来年の事を言えば鬼が笑う」というが、“仕事の鬼”は2年後に思いを巡らす。彼いわく「“未来”への発想を開けるかどうかは、思考の出発点となる『今』が、どれほどの生命力にあふれ、いかに深い決意に立っているかで決まる」



仏法では、今を未来の因とする「本因妙」の精神を重んじる。過去にとらわれたり、現状に甘んじることなく、未来を主体的に変え、人生を開きゆく今の一念と行動の大切さを教える



若くして父を亡くした彼は、進学を諦めた。社会に出るが、体が弱く、志したエンジニアの道は断たれた。紆余曲折を経て、民芸品の職人に。
そんな時、仏法に出あった。自身の現状は不運な過去の結果と嘆く心が一転した。“信心で鍛えた情熱で、今、ここから未来を創り上げてみせる”。光を求める人生から、自らが輝く生き方に変わった



先頃、彼のもとに、海外から受注が舞い込んだという。郷土玩具から起こした彼の事業は、活躍の舞台を世界へと広げた。彼自身の新時代も、力強く開幕する。
              (城)
 
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◆浩ko・ 編集後記◆
 今日も有難う御座います。和井弘希です。皆さまのご健康と無事故をお祈りしております。

散歩道の池に鴨が沢山やってきている。
日々の生活の疲れも、鴨の行列を見ていると、心が癒される。
・・・ホッとする。“ほんまに、ホッとする”
俳句では、兵が陣を敷いているのに見立てて鴨の陣と呼ぶ。
少し高い柵のうえから見ているのだが・・・!

 どこよりも又どこよりも鴨の陣
         和井弘希


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