和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

植田/今日の俳句 ≪第2161号≫

2016年06月08日 05時35分59秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)6月8日(水)≫(旧暦5/4)



 丸きゆゑ地球はころぶ植田雲
      宇都宮滴水

 影うつす高圧線や植田水
       皆川盤水

 植田植田つづく植田委細承知済み
        島津亮

 絆支えの植田さざなみ明りかな
      五十嵐研三

 他事でなく車窓の植田つぎつぎに
       立岩利夫


※ 植田
 田植えを終えて間もない田のことである。苗は整然と列を成して植えられ、水田に影を写している。苗を植えて一ヶ月もすると青田となる。また稲の苗を植える田のことも植田という。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





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       ※☆*わが友に贈る*☆※



  「長の一念」が

  組織の勢いを決める。

  皆が心軽やかに

  生き生きと進めるよう

  名指揮を頼む!

       

       2016年)6月8日



       ※☆*寸 鉄*☆※


 学会は他者を尊重する心を世界に広げた―識者。対話こそ人間尊敬の実践
      ◇
 鹿児島、宮崎に輝く勇者のスクラム!使命の天地に金剛不壊の勝利城築け
      ◇
 奈良、和歌山が師子奮迅。関西魂の本領ここから!常勝の空に勝鬨響かせよ
      ◇
 「人を頼る心があれば、本当の戦いはできない」恩師。青年よ決然と立て
      ◇
 6月は「土砂災害防止月間」。危険箇所や避難経路を確認。盤石の備えを

【聖教新聞:2016年(平成28年))6月8日(水)付】





      ※☆*名字の言*※



福島市の水道水「ふくしまの水」が、国際的な品質評価コンテスト「モンドセレクション」で2年連続の金賞を受賞した。水道設備の老朽化が課題の日本にあって、この朗報は希望と輝く。蛇口の水をそのまま飲める国は、世界でも数えるほど。そこには日本の技術支援を受けた、カンボジアのプノンペンも含まれる

世界に冠たる日本の水道も、明治期の創設時は困難を極めた。先頭に立ったのは、“近代水道の父”中島鋭治博士。仙台で生まれ育ち、大学卒業後、ドイツで衛生工学を学んでいた時、水道整備の命を受けた

当時、木製の管は腐り、コレラも流行していた。東京の近代水道は1892年に着工するが、日清戦争や市民の反対運動などの試練が続いた。だが、「死すとも仕事を捨てぬ」の信条のまま、6年がかりで給水場を建設し、鉄管敷設を成し遂げた

技術者を育てながら、各地で水道整備に尽力。晩年に手掛けたのが福島市だった。その精神は受け継がれ、発展を遂げた技術は世界を潤している

池田SGI会長の指導に「うまずたゆまず実践した人に、最後はかないません」「長期的視野に立った事業が、最後は歴史を画するのです」と。人生も、苦難に鍛えられてこそ長く朽ちない基盤が築かれると、深く心に刻みたい。(朱)

【聖教新聞:2016年(平成28年))6月8日(水)≫付】



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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年6月7日(火)付

ファンならずとも、今も興奮冷めやらぬ人がいるだろう。第74期将棋名人戦七番勝負。挑戦者・佐藤天彦棋士が4勝1敗で、羽生善治名人を破ったからだ

名人は最も伝統あるタイトル。相手の羽生は20年前、25歳で王将位を獲得し、名人、竜王、棋聖などと合わせ、将棋界初の7冠を独占した「絶対王者」だ。今回も、敗れるまで4冠を持っていた。その羽生を、28歳の佐藤が圧倒したのだから、無理もない

将棋界の隆盛を築いた大棋士・大山康晴の孫弟子に当たる佐藤。プロ棋士養成機関の「関西奨励会」に所属し腕を磨いてきた。「しぶとい将棋」(毎日)とは師匠・中田功七段の評だが、「逆転勝ちが一番多い棋士」と称された大山に一脈通じよう

不利な状況を覆すには地力に加え、相手を見る力が必要になる。「大山先生は盤面よりも駒の動きよりも、相手の心の内を読み、自分の思う方へと追い込む力に長けていた」。間近で見て感動した羽生が自著『直感力』(PHP新書)で記している

一方で、大山は将棋盤を離れると、やることなすことが早かったらしい。5分も時間があれば色紙を書く。声を掛ける。ファンに指導対局もした。佐藤は先輩に近づけるよう挑みたいと言う。自公政権が進めてきた経済政策は成果を上げつつあるも、道半ば。勝機は一人のための行動と眼力から生まれるのだ。(田)

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