和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

狸/今日の俳句 第1418号

2013年11月23日 05時00分00秒 | 今日の俳句

◇狸/今日の俳句◇
       ◇※第1418号※◇
      

 2013年(平成25年)11月23日(土)

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■ 11月23日。
○ 勤労感謝の日(Labor Thanksgiving Day)。
 勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう国民の祝日。1948(昭和23)年公布・施行の「祝日法」で制定。戦前の「新嘗祭」の日をそのまま「勤労感謝の日」に改めた。
 
○ 手袋の日。
 日本手袋工業組合が1981(昭和56)年に制定。これから手袋が必要になる季節に向けて、祝日の勤労感謝の日を記念日にした。

○ 外食の日。
 日本フードサービス協会(ジェフ)が1984(昭和59)年に制定。いつも家事で忙しい母親の労をねぎらおうと、「勤労感謝の日」を記念日とした。

○ ハートケアの日。
 ハートケア情報委員会が制定。「勤労感謝の日」に因み、勤労の基本となる身体の核である心臓に関心を持ってもらおうと制定された。

○ 牡蠣の日。
 全国漁業協同組合連合会(全漁連)が2003(平成15)年6月に制定。「勤労感謝の日」に栄養豊富な牡蠣を食べて勤労の疲れをいやしてもらおうと、この日を記念日とした。

○ 小ねぎ記念日。
 福岡・大分・佐賀・高知・宮城各県のJA全農県本部で作る「小ねぎ主産県協議会」が制定。勤労感謝の日が「ねぎらいの日」に通じることから「ねぎらい」を「葱来」と読む語呂合せ。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  吊るされて足を揃へし狸かな
         清崎敏郎


  罠ありと狸に読めぬ札吊りし
         村上杏史
  

  漬物石載せて狸の飼はれけり
         中川利子


【季語の解説】
※ 狸→たのき・むじな。
 イヌ科の哺乳類で、「むじな」ともいう。狐より小さく肥満している。愛嬌ある顔が人に親しまれている。
 全国の山地草原などの穴や岩間に棲む。夜行性だが、昼間も活動することがある。毛皮は防寒用に、毛は毛筆に、肉は狸汁などにして食する。
→狸罠。

【「合本 俳句歳時記(第三版)角川書店」より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)11月23日(土)より転載】


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     ※わが友に贈る※


 任用試験に挑む
 尊き求道の皆様!
 学んだことは全てが
 人生勝利の土台となる。
 悔いなき研鑽の歴史を!

      ◇※11月23日※◇


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    ◇※名字の言※◇



福島県いわき市内の、ある中学校のピアノが震災による津波で、がれきと化した。それを見た一人の調律師が修復を買って出る。1万点の部品を交換し、ピアノは蘇った



先日、その音色を聴いた。ピアニストは阪神・淡路大震災を体験した2人の青年。1人は目が不自由で、もう1人は事情があって施設で育った。
「懸命に尽くしてくれた人たちの姿を心に焼き付けて育ちました。そのおかげで今の自分があります」と彼ら。試練を乗り越えた奏者とピアノ。負けなかったからこそ、伝えられるものがある――そんな思いが響く演奏会だった



先のピアノの中学校を卒業した男子部員。彼の自宅周辺も壊滅的な被害にあった。現在、仕事の都合で遠く離れた地に一人で暮らす。
慣れない土地での生活や仕事の悩みと格闘する日々を送っていた



ある日、近くの仮設住宅で生活する同志と出会った。友は、任用試験への挑戦を迷っているという。「大変だからこそ挑戦しよう。最後まで一緒に頑張るから」。
彼の励ましに、友は立ち上がる。約束通り、2人は研鑽の日々を貫いた



支えがあるから、負けない心は強くなる。「君のおかげで今の自分がある」と友は言った。その感謝の言葉の中に、人生の真実の幸福は宿っている。
        (白)
 
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◆浩ko・ 編集後記◆
 今日も有難う御座います。和井弘希です。皆さまのご健康と無事故をお祈りしております。
 
  熊の子の石の上から葉芽を噛む
         和井弘希

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