和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

勇将15・小説「新 ・人間革命」

2013年03月01日 10時55分36秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月1日(金)より転載】



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勇将15(2/28)
 山本伸一の話は、極めて具体的な、婦人部へのアドバイスとなっていった。


 「実は小さなことですが、本日は電話の使用について、一言申し上げたいと思います。


 電話の使い方、かけ方は、当然、本人の自由でありますが、とかく女性は“長電話”であると言われております。
ある壮年は、『妻の電話が長くて困っているんです。
もう少し話を短く、簡潔にできないものか』と、ぼやいておりました。


 電話で長い話をすれば、通話料も大変でしょうし、家族との団欒の時間を削ることにもなってしまう。
したがって、連絡・報告は、できるだけ簡潔に、要を得たものにしていく努力、工夫を心がけるようにしてはどうでしょうか。
つまり“通話革命”されることを提案したいと思いますが、いかがでしょうか」


 賛同の拍手が起こった。


 「ありがとうございます! これで、ご主人も、子どもさんも、“わが家も、やっと幸せになれる”と、喜ぶと思います」


 笑いが広がった。


 「また、勤行についても、一つ提案させていただきます。


 夜半に勤行し、長い唱題をされている皆さんも多々いらっしゃることと思います。
しかし、長い人生です。健康で、生き生きと広宣流布に生き抜くために、夜は十分な休息を心がけていただきたい。


 その意味から、可能であるならば、夕方のうちに、できるだけ早めに勤行するという習慣を、身につけていくことも必要ではないかと思います。
そして夜は、一家の和楽のために、心触れ合う和やかな語らいのひと時をもつなど、有意義に過ごしていただきたい」


 諸般の事情で一様にはいかないまでも、できる限り、夜は早く休んでもらうとともに、家族との交流を大切にしてほしかったのだ。


 信心を根本とした健康的な生活のリズムを確立することから、“家庭革命”の大きな前進が始まる。
そして、和楽と幸福の光彩を放つ家庭は、地域社会を照らす灯台となる。


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