和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

鴉の子/名字の言 ≪第.1808号≫

2015年06月19日 05時09分05秒 | 今日の俳句
  鴉子離れからからの上天気
       廣瀬直人


  烏の子ガードレールに行き昏れて
       久保田由布


  はぐれゐて滅多に鳴けぬ鴉の子
       吉弘恭子


  ごみ捨場初見参の烏の子
       鎌倉喜久恵


  童謡記念日子鴉の良く鳴く日
       小張志げ




※ 鴉の子・烏の子・子鴉・親鴉
 鴉の産卵期は三~六月ごろで、この時期に鴉の巣を見かける。夏には若鳥が巣から地面に降り立って、親鳥と一緒に尻を振って歩いているのを見かけたりする。


【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】




     ※わが友に贈る※


  誠実に話せば

  必ず心は通じる。

  正義の語らいには

  必ず信頼が輝く。

  さあ人間の中へ!


        2015年6月19日





     ※☆*寸 鉄*※


学会の皆様は試練の中で益々強く成長するー博士(インド)。能忍、そこに栄光の道が

     ◇

愛知女性勝利の日。婦女の連帯(スクラム)ありて堅塁の民衆城あり。対話の花満開

     ◇


「読み聞かせ」する父母の心も豊かにー専門家。親子で良書に触れる習慣を

     ◇

高齢者は支えられる側でなく社会支える人材ー白書。多宝会がそれを証明

     ◇

交流サイトのトラブル急増。悪質商法、性犯罪等。顔見えぬやり取りは警戒




     ※名字の言※


オーストリアの文部次官も努めた声楽家のサイフェルトさんが、池田名誉会長との対談集『生命の光 母の歌』(本社刊)でユニークな話を紹介している



人生の「始まり」はいつなのか。オギャーと生まれた時なのか。いやそれよりも前か。後なのか。2人の新米の聖職者が議論したが分からない。そこで近くのベンチにいた老婦人に聞いた。人生は一体、いつ始まるのでしょうか



婦人いわく。「そりゃあ、子どもが成長して巣立っていって、夫と飼い犬が亡くなった時さ」と。子が育ち、連れ添った夫や愛犬がいなくなって、まさに、ここからが私の本当の人生と破顔一笑した婦人。人生いつも「今」が本舞台ということだろう



73歳で絵を始め、81歳で展覧会に初出展、100歳を超え銀座で個展を開き、海外旅行も楽しむ。111歳の女性の歩みを紹介した『111歳、いつでも今から 後藤はつの』(河出書房新社刊)を手に取った。「何かを始めるのに遅すぎることはないわ」。人生の達人の言葉は、挑戦する人の背中をぐっと押してくれる。                                       



日蓮大聖人は「一日の命は三千界の財(たから)にもすぎて候なり」(御書986ページ)と仰せだ。一日を大切に生きる人に、人生は大きな宝物を与えてくれる。今日が常に新しい自分の始まりである                   


 


【聖教新聞:2015年(平成27年)6月19日(金)付】



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