和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

冬木の芽

2010年01月31日 05時54分26秒 | 日記
 冬木の芽水にひかりの戻りけり

                        角川  照子


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  例年ならば、道を歩くとき、マフラーに手袋は必需品である筈なのに、今年の冬はまだ、一度か二度位しか、手袋のお世話になっていない。



  私は、早朝、3時か4時には近所を散歩して歩くのであるが、本当に暖かい。自然の生物も同様で早、そこかしこから、青いものが顔をのぞかせている。また、それも楽しみの一つである。



  昨日の昼、近所、近所といっても3百m位あるのであるが、セブンイレブンにチョッとした小物を買いに出かけて、今、再開発で臨時の車道を歩いていたら、知らない奥さんが、「冬木の芽」を、少し摘んでいた。


  「奥さん、どうするの?」


  「うん!家の玄関に活けようかと思って。」



  てな訳で、その場を通り過ぎたが、やはり木々の芽吹くのは少し、まだ早いように感じて取れたのであった。

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