和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

聖教新聞/名字の言

2012年09月26日 11時03分22秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)9月26日(水)より転載】


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(9/26)
 米国の実業家ジョンズ・ホプキンス氏は、大学設立と病院建設に多額の寄付をした。
資金を無駄にしないため、運賃5セントの電車にさえ乗らなかった氏に“けち”との悪評も



ある銀行家が親切心から“お年だし、遠出される際は、せめて電車を利用したら”と勧めた。
それに対して氏は“いまだ大事業がある”と2回、独り言のように繰り返したという(新渡戸稲造著『逆境を越えてゆく者へ』実業之日本社)。
氏の事業の眼目は建物ではなく、建物が育む人材にこそあったに違いない。
氏の名を冠した大学からはノーベル賞受賞者も多数、誕生している



大学を含め、あらゆる組織が生き残りをかけ、時代の変化に対応している。
それは必要だが、変化の荒波を越え、連綿と続く事業には、必ずといっていいほど創立の熱い魂と、それを継ごうとする精神が息づいているものだ



「ハーバードの精神は“奉仕”の一語に尽きる」と同大学のエリオット学長は語った。民衆に奉仕し、民衆の側に立つ人材を育てる。
創価教育の理念にも通じる至言だ



創価教育同窓の集い(22日)には、6000人が集った。
「創価同窓の君たちは、全員がダイヤモンド」と創立者。創立の心を継ぎ、民衆貢献の大活躍をと期待せずにはいられない。
               (馨)


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