寒し/聖教新聞「社説」心掛けたい 電話のマナー(11月11日)より転載
No.738・2011年(平成23年)11月14日(月)
∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪
■ パチンコの日。
1966年11月14日、パチンコ業界が通産省から正式に認可を受けたことを記念。
「パチパチ」の語呂合せで8月8日にするという案もあったが、8月は2月とともに「ニッパチ月」と呼ばれて客の数が減る月であるため、ボーナス期を控え客の増加が見込まれる11月を記念日とした。
■ いい石の日。
山梨県石材加工業協同組合が1999年に制定。
「いい(11)石(14)」の語呂合せと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日にちなんで決められた。
o☆:*:.♪今朝の一句♪o☆:*:。
闇寒し光が物にとどくまで
小川 軽舟
寒き日や川に落ちこむ川の水
永井 荷風
くれなゐの色を見てゐる寒さかな
細見 綾子
o☆:*:♪聖教新聞「社説」♪o☆:*。
【心掛けたい 電話のマナー】
「いつでも、どこでも」通話できるのが、携帯電話の道具としての最大の魅力だが、一方、“固定電話だけだった時代よりも、電話に束縛されたり、振り回されたりしている”と感じる人も多いのではないだろうか。
携帯電話、固定電話にかかわらず、予告なしにかかってくる電話というものは、場合によっては「迷惑なもの」になりうることを、まず念頭に置きたい。
今年の7月から、携帯電話事業者間のSMS(ショートメッセージサービス)が始まった。これにより、相手の携帯電話のメールアドレスを知らなくても、電話番号を宛先として短いメール(漢字、ひらがな等の「全角」で最大70文字)が送れるようになった。
深夜や通勤時間帯など、電話しにくい時に相手に急用を伝えたい場合、あるいは「今、話せますか」等と短い文で確認したい場合、SMSは重宝する。
しかも通常の携帯メールと異なり、SMSは受信側が無料。迷惑メール対策でSMSの受信を制限している人もいるため、万能とはいえないが、“よりマナーを考慮した”伝達方法といえよう。
さて、当たり前のことではあるが、実際に電話で話す段階ではいきなり用件を切り出したりせず、「今、お話ししても大丈夫ですか」等と相手の状況を聞くようにしたい。
もし忙しそうであれば「かけ直しましょうか」、午後9時以降なら「夜分遅く申し訳ありません」など、気配りの言葉を添えた方がいいだろう。
また話が長くなると予想される時は、電話をかける前に要点をメモ書きにしておくなど、簡潔な会話を心掛けたい。
通話時は、自分がいる場所の周囲の状況をよく考えて会話したい。個人的な内容や重要な情報を“大きな声で周りに聞かせている”ということはないだろうか。乗り物や飲食店の中など、不特定の人がいる場での無防備な会話には、十分注意しよう。
マナーとは相手への「配慮」から生まれるもの。その根本は他の人に「尽くす心」である。
たった一本の電話が、人間関係を強くすることがある。相手の幸福や成長を願っての一言があればなおさらだ。
その「真心」こそ、最高・最善の“マナー”と言えまいか。年の瀬が迫るこれからの時期、もう一度、自身のマナーと振る舞いについて考えたい。
【「聖教新聞・平成23年11月11日(金)」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125
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No.738・2011年(平成23年)11月14日(月)
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■ パチンコの日。
1966年11月14日、パチンコ業界が通産省から正式に認可を受けたことを記念。
「パチパチ」の語呂合せで8月8日にするという案もあったが、8月は2月とともに「ニッパチ月」と呼ばれて客の数が減る月であるため、ボーナス期を控え客の増加が見込まれる11月を記念日とした。
■ いい石の日。
山梨県石材加工業協同組合が1999年に制定。
「いい(11)石(14)」の語呂合せと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日にちなんで決められた。
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闇寒し光が物にとどくまで
小川 軽舟
寒き日や川に落ちこむ川の水
永井 荷風
くれなゐの色を見てゐる寒さかな
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【心掛けたい 電話のマナー】
「いつでも、どこでも」通話できるのが、携帯電話の道具としての最大の魅力だが、一方、“固定電話だけだった時代よりも、電話に束縛されたり、振り回されたりしている”と感じる人も多いのではないだろうか。
携帯電話、固定電話にかかわらず、予告なしにかかってくる電話というものは、場合によっては「迷惑なもの」になりうることを、まず念頭に置きたい。
今年の7月から、携帯電話事業者間のSMS(ショートメッセージサービス)が始まった。これにより、相手の携帯電話のメールアドレスを知らなくても、電話番号を宛先として短いメール(漢字、ひらがな等の「全角」で最大70文字)が送れるようになった。
深夜や通勤時間帯など、電話しにくい時に相手に急用を伝えたい場合、あるいは「今、話せますか」等と短い文で確認したい場合、SMSは重宝する。
しかも通常の携帯メールと異なり、SMSは受信側が無料。迷惑メール対策でSMSの受信を制限している人もいるため、万能とはいえないが、“よりマナーを考慮した”伝達方法といえよう。
さて、当たり前のことではあるが、実際に電話で話す段階ではいきなり用件を切り出したりせず、「今、お話ししても大丈夫ですか」等と相手の状況を聞くようにしたい。
もし忙しそうであれば「かけ直しましょうか」、午後9時以降なら「夜分遅く申し訳ありません」など、気配りの言葉を添えた方がいいだろう。
また話が長くなると予想される時は、電話をかける前に要点をメモ書きにしておくなど、簡潔な会話を心掛けたい。
通話時は、自分がいる場所の周囲の状況をよく考えて会話したい。個人的な内容や重要な情報を“大きな声で周りに聞かせている”ということはないだろうか。乗り物や飲食店の中など、不特定の人がいる場での無防備な会話には、十分注意しよう。
マナーとは相手への「配慮」から生まれるもの。その根本は他の人に「尽くす心」である。
たった一本の電話が、人間関係を強くすることがある。相手の幸福や成長を願っての一言があればなおさらだ。
その「真心」こそ、最高・最善の“マナー”と言えまいか。年の瀬が迫るこれからの時期、もう一度、自身のマナーと振る舞いについて考えたい。
【「聖教新聞・平成23年11月11日(金)」より転載】
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