「名字の言」(聖教新聞・2011/6/5)より転載
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青森県立美術館で行われた演劇「津軽」(太宰治・原作)を鑑賞した時のこと。演技や演出の素晴らしさはもちろん、随所に展開される「津軽弁」でのやり取りが心に残った
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明治以降の標準語教育の中で、長らく東北弁は〝田舎者〟の代名詞のように扱われてきた。しかしこの10年来、東北各地では、岩手県気仙地方の『ケセン語大辞典』の編纂、山形県三川町が開いてきた全国方言大会など、豊かな歴史と文化の象徴として、方言を見直す動きが進んだ。青森県鶴田町では今月、恒例の〝外国青年による津軽弁大会〟が開かれる
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「負げでたまっか!」「負げてらんね!」「負げねえべ!」――東日本大震災の苦難と懸命に闘う同志の誓いが胸を打つ。それぞれの人、それぞれの土地で聞く短い一言の中に、家族、地域と共に歩んできた人生の重み、断じて未来を開いてみせるという決意の深さが、ずしりと伝わってくる
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池田名誉会長は、東北の同志に寄せた随筆に綴った。「方言とは『なまった言葉』ではない。血の通う『生きた言葉』だ。大地から生えてきた『地生えの言葉』だ。『ふるさとの心』そのものなのだ」と
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心を込めて励まし合う、生きた言葉の積み重ねこそ、復興への根っこの力となるに違いない。 (至)
【「聖教新聞・2011/6/5」より転載】
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明治以降の標準語教育の中で、長らく東北弁は〝田舎者〟の代名詞のように扱われてきた。しかしこの10年来、東北各地では、岩手県気仙地方の『ケセン語大辞典』の編纂、山形県三川町が開いてきた全国方言大会など、豊かな歴史と文化の象徴として、方言を見直す動きが進んだ。青森県鶴田町では今月、恒例の〝外国青年による津軽弁大会〟が開かれる
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「負げでたまっか!」「負げてらんね!」「負げねえべ!」――東日本大震災の苦難と懸命に闘う同志の誓いが胸を打つ。それぞれの人、それぞれの土地で聞く短い一言の中に、家族、地域と共に歩んできた人生の重み、断じて未来を開いてみせるという決意の深さが、ずしりと伝わってくる
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池田名誉会長は、東北の同志に寄せた随筆に綴った。「方言とは『なまった言葉』ではない。血の通う『生きた言葉』だ。大地から生えてきた『地生えの言葉』だ。『ふるさとの心』そのものなのだ」と
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心を込めて励まし合う、生きた言葉の積み重ねこそ、復興への根っこの力となるに違いない。 (至)
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