GO AHEAD! Gut's コウスケ

ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

勝利の女神はいったい何処へいるんだろう?

2010-11-01 23:17:55 | オヤジのコラム
10/31(日)コウスケの小学生最後の『全国』のキップをかけた戦いが終わった。
利の女神はいったい何処へいるんだろう?”

バーモントカップ山口県決勝大会が柳井市体育館・バタフライアリーナで開催された。
コウスケは宇部フットボールクラブの一員として、全国大会を目指して戦った。

迫り来る緊張感。確実に”止まる”時計。閉鎖された空間で響く歓声やため息。一瞬の選手交代。大きく鳴り響くフォイッスルやブザーの音。
3試合・わずか60分。でも、誰一人60分のフル出場はない、烈しい攻防。
宇部FCの精鋭たちも今まで経験したことのない時間と空間だったのだろう。


第1戦・第2戦を完勝した彼らには『全国』が見え隠れしたに違いない。
駆けつけて声援をおくったオヤジたちや母親たちも『彼らの全国行き』をかなり現実的に想像したに違いない。

第3戦目。雲行きが怪しくなった。
前半を0-2の劣勢で終えた。
しかし、これから、宇部FCの選手たちのゴールラッシュが始まるものと思っていた。
勝負の分かれ目と考えられた”次の1点”は、相手チームに入った。
そして、目前で『全国』が消え去った。


でも、彼ら宇部FCの選手達は、最高に頑張っていた。輝いていた。
彼らは勝利の女神に選択されなかっただけだった。


コウスケは3試合全試合に出場し、全試合で得点し、味方を鼓舞した。
出場時間の殆どでボールを追いかけ、相手のシュートやパスをブロックし、味方のために攻め続け、ゴールを目指し、ハードワークした。彼は”できること”を精一杯表現したようだ。
これら中で究極の戦いを繰り広げたコウスケたちに、やはり勝利の女神は現れず、もちろん微笑むことはなかった。
コウスケの『勝利の女神の遭遇への旅』は、まだまだ先に持ち越された。
”資格”はなかったのだろうか?いやいや、彼らには十分”資格”はあったと思う。
ただ、『勝利の女神が微笑まなかっただけ』なのだろう。

コウスケは、帰りの車の中ですぐに眠り込んだ。”2011年初東京進行計画”を忘れ去るためのように、家まで眠り続けた。

勝利の女神はいったい何処へいるんだろう?  コウスケの命題は続く。