オヤジは今回の”自前のカップ戦”で実行委員長の大役を仰せつかった。
実行委員会の立上げ・協賛者の募集・参加チーム招待・大会準備と忙しかった。
忙しかったが、充実していた。周りのお父さん・お母さんの大いなるご協力をいただき、皆さんのおかげで、”気持ちよく仕切らせて”いただいた。
『子どもたちの笑顔が見たいから』大会関係者の思いは同じだったと思う。
みんなの想いを乗せた大会は、奇跡的(?)に天候に恵まれ、無事終了できたと思う。
本当にホッとした。大会が成功したかどうかは、回りの皆さんの判断にお任せするしかない。でも、オヤジとオフクロは”とても充実した1日を与えてもらった”ことに疑いの余地はない。
多くの部員や育成者に参加していただて、盛大な慰労会も実施できた。
一緒に準備した、オヤジたちや、お母さんたちが、笑顔で酒を酌み交わしていたのを見て、実行委員長を受けてよかったとつくづく思った。
そして、慰労会の最後に皆さんからいただいた拍手は、生涯の思い出として、オヤジの心の中に残り続けることも、疑いの余地はない。
ただただ、感謝、感謝、感謝。
今日(2/14)待ちに待ったサッカー大会が行われた。
それは、『自前のカップ戦』です。
お父さんやお母さんたちが、いっぱい準備してくれた大会です。
第2回/3回と逃したカップを『奪還』するべき時がきました。
ボクたちの手(足?)で取り返す戦いが始まりました。
開会式直後の初戦。市内の強豪チームとの対戦です。
ボクたちは、相手チームの他に、”緊張”とも戦わなければなりませんでした。
それは、ボクにとって、『最初で最後の大会』だからです。
去年は試合に出場できませんでしたので、その分目一杯頑張ろうと思っていました。
Kチームとの初戦をなんとか3-1で勝利しました。ボクも得点に絡むことができ、先ず先ずのスタートです。次の試合も何とか勝って決勝トーナメントに進出。
・・・・・・のはずが・・・・
大変な事が起こってしまいました。
ボクたちのチームが入っている”Aグループ”のOチームが、13-1と圧勝してしまったのです。
変則リーグ戦のため、ボクたちのチームは直接Oチームとの対戦がありません。
つまり、2勝しても、勝点6で並び、得失点差の勝負になるのです。
ボクたちの2試合目。得点を沢山とって勝利しなければなりません。
攻めて攻めて攻めまくりました。
ボクは先制点を奪いました。チームメートもいっぱい得点しようと必死です。
でも、クロスバーに得点を阻まれたり、シュートが浮いてしまったり、力んで、キーパーの正面だったり、攻め続けた割りに得点が入っていません。
でも攻め続けました。この試合、ボクは4得点しました。チームは13-0で勝利。
でも、あと6~7点は取れたはずです。ボクも2度ほど絶好のチャンスを逃しました。
特にタイムアップの直前に放ったシュートがゴールポストの当たり、得点できませんでした。これが、後々響くか?
この時点でボクたちのチームは2戦2勝得点16失点1得失点差15点で予選リーグを終了。後はOチームの結果次第です。
Oチームはいきなり先制点。続いて得点。そして3点目をゲット。この時点で得失点差が並んでしまいました。でも対戦相手のKチームも意地があります。
反撃を開始し、ゴールを奪いました。
結局Oチームは4-2で勝利しました。
Oチームは、2戦2勝得点17失点3得失点差14点で終了。
ドキドキの綱渡りの予選1位通過です。
いよいよ決勝トーナメントです。
準決勝の対戦相手は、やはり市内の強豪Nチームです。U-12の戦いで、ことごとく辛酸をなめさせられたチームです。リベンジです。
ところが、試合開始早々に先制点を奪われてしまいました。よ~~っし。反撃だ!
ところが、直後に決められて、0-2の劣勢。絶対絶命のピンチです。
でも、ボクたちの心は折れていませんでした。
本当の反撃開始です。
絶好のボールがボクにきました。チャンス到来!落ちついて決めました。
前半に同点に追いつき、後半勝負となりました。
後半、右サイドを駆け上がったチームメイトから、とても丁寧なパスが来ました。
ボクはただ触るだけの左足インサイドキックで決めました。やっと逆転です。
その後、双方が1点ずつ得点し、4-3の逆転勝利で決勝戦進出決定!
ボクたちは、チームメイトみんなで喜びました。
さて、いよいよ決勝戦です。
またまた、市内の強豪チームであり、ライバルチームです。
開始早々ボクたちのチームは先制点を奪いました。『これで行ける!』そう思ったのがいけなかったのか、相手に反撃を許してしまい、同点に追いつかれ、さらに逆転を許してしまいました。結局1-3で敗退。
超くやしい”準優勝”に終わってしまいました。優勝カップは奪い返すことができませんでした。
ボクは決勝戦で、”マン・オブ・ザ・マッチ”に選ばれましたが、あまり嬉しくありませんでした。
『奪還』は果たされませんでした。ボクたちのタイトル奪還は、後輩達に委ねることになってしまいました。
でも、自前のカップ戦で、決勝まで進出できたことは、とっても大事で、素晴らしい思い出になりました。