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ここしばらく、身心ともに疲労気味で更新できずにいましたが・・・ちょっと吹っ切れたので、久々にこのシリーズ行きます!
1985年リリースの、八神純子さんのオリジナルアルバムとしては9枚目のアルバム「純」を聴いてみましょう。このアルバムは、アルファ・ムーン移籍後2作目のアルバム。オリジナルアルバムでは初めて、彼女自身の名前の一部をタイトルに使った作品です。
曲のラインナップは
1.ベイビースターの悲劇 2.邪魔しないで 3.不倫ラブ 4.リーチ・アウト・イン・ザ・ナイト 5.危険なエモーション 6.オペレーター 7.セーラーの旅立ち 8.摩天楼のハリケーン 9.素敵ダウンタウンジミー
の珠玉の9曲です!
まずはいきなり「ベイビースターの悲劇」がカッコイイ!このカッコよさが、アルファ・ムーン時代の純子さんの大きな魅力ですからね。4曲目は純子さんとスタンレーさんのデュエットを聴かせてくれてる美しいミドルテンポのバラード。うーん、ちょっとジェラシー?でも、その前、3曲目は「不倫ラブ」ですからねえ・・・。不倫の後に愛のデュエット・・・いやいや、たまたま、そういう曲が書きたかったということですね。
と、聴きどころはたくさんあるのですが、個人的に圧巻なのは、ラストの2曲、「摩天楼のハリケーン」~「素敵ダウンタウンジミー」の流れですね。「摩天楼のハリケーン」では渋く決めて、「素敵ダウンタウンジミー」では、めちゃくちゃカッコよく決めてます!
他にも2曲目の「邪魔しないで」では、純子さんの声を堪能できますし、7曲目「セーラーの旅立ち」の入りのバラードの美しさ・・・とにかく、素敵なアルバムです。
そして、このアルバムに関して、特筆すべきこと・・・それは、先般発売された純子さんのCD+DVD BOXに収録されていた「SURPRISE」のライブDVDの収録曲のうち、オープニングを除く10曲中5曲がこのアルバム「純」の収録曲だったこと。つまり、あのライブは、このアルバムがリリースされた頃のライブだったということになりますね。アルファ・ムーン移籍後、まさに絶好調だったであろう時代の純子さんのアルバムなわけですね!
そんな1985年、私はというと、奇跡の素人合唱団、おニャン子クラブの嵐に呑みこまれていて、このアルバムもリアルタイムでは聴いていません。今思うと、そのころどうして純子さんをもっと聴いて、応援しなかったのか、と後悔の念は尽きません。
そんな思いを抱えつつ、これからも純子さんの曲を聴き、遅ればせながらその魅力を、いろんな形で広めて行ければ・・・そんな思いです。
もちろん、アイドルも好きですけど・・・。