2014・10・06 (月曜日) 台風接近・通過 昼頃から晴れ間
大型の台風18号が接近してきてちょっと心配したがそれほど大したこともなく
過ぎ去って昼頃からは晴れ間も出てきた。
↓ 外は雨が強く降っているが風は大したことが無い。 気圧計を見てみると993hPaで気圧はそれほど
下がってはいない。 この後天気は急速に回復していった。
こうなると部屋の中でじっとしてるなんてできない。
カーポートの様子を確認するとそれほど濡れてはいない。
早速作業場所を整えて工作に取り掛かった。
ガス炊きボイラーの問題の一つにボンベの自己冷却がある。
ボンベに詰め込まれている液化ガスが気化するときに周りの熱を奪ってしまうので冷えてしまうのだ。
そうなると気化する圧力が低下してバーナーの燃焼も弱くなって火力が低下してしまう。
ボイラーの火力を目いっぱい上げてやっとパワーを維持しているエンジンは見る見るうちにパワーダウン
してしまう。
パワーを維持するためにはボンベの冷却を防ぐ「加温」が必要になる。
家庭で使うカセットコンロにはボンベに「加温板」なるものが密着していてボンベを暖めている。
これはかなり効果がある。
エンジンテスト中でもパワー低下したときにボンベを手のひらで包み込んで暖めてやるとパワーが
回復することでも加温の有効性は確認できる。
実習生型ボイラーではボイラーケースの熱をボンベのホルダーに伝えて加温するようにしているのだが
今回のV4エンジンには更に強力な加温が必要だ。
エンジンテスト中には排出蒸気を通したシリコンチューブをボンベに巻き付けて加温しているが実際の運転
ではこのチューブ加温は取り付けが面倒だし、ちょっと格好が悪い。
そこでもうちょっと高温に加温できるようにホルダーに「加温装置」を取り付けてみた。
↓ 運転中はボイラーケースはかなり高温になる。 そのケースの高温をボンベを保持するホルダーに導いて
加温するようにしたのだがこの程度の加温ではパワーは維持できない。
↓ 更にバーナーの炎で直接炙ってその熱を伝える加温器を取り付けた。
↓ 有り合せの材料で作ったので継ぎ接ぎだらけだ。
↓ 加温の効果を確認するテストをしてみた。
↓ ボンベにはあまり熱は伝わらず、火力は低下してしまう。
↓ シリコンチューブを巻き付けて排気蒸気を通した加温器は効き目がある。
小さなボイラーと蒸気をたくさん必要とする大喰らいのエンジンとの組み合わせではバーナーを目いっぱいの
火力で燃やさないとパワーが出ない。
加温なしでは新品のガスボンベを使ってもパワーが出るのは最初だけで、自己冷却のために火力は落ちてパワーも
でなくなってしまう。
使い古しのボンベでは全然だめだ。
でも、このシリコンチューブに排出蒸気を通した加温器を使うと、ガスがほとんど無くなってしまうまでパワーを
維持してくれる。
テストを終えてボンベを取り外すときには、接続部からプシューっと大きな音がする。
そのくらいガスの圧力が高くなっているということだ。
ちょっと危険かな?
大型の台風18号が接近してきてちょっと心配したがそれほど大したこともなく
過ぎ去って昼頃からは晴れ間も出てきた。
↓ 外は雨が強く降っているが風は大したことが無い。 気圧計を見てみると993hPaで気圧はそれほど
下がってはいない。 この後天気は急速に回復していった。
こうなると部屋の中でじっとしてるなんてできない。
カーポートの様子を確認するとそれほど濡れてはいない。
早速作業場所を整えて工作に取り掛かった。
ガス炊きボイラーの問題の一つにボンベの自己冷却がある。
ボンベに詰め込まれている液化ガスが気化するときに周りの熱を奪ってしまうので冷えてしまうのだ。
そうなると気化する圧力が低下してバーナーの燃焼も弱くなって火力が低下してしまう。
ボイラーの火力を目いっぱい上げてやっとパワーを維持しているエンジンは見る見るうちにパワーダウン
してしまう。
パワーを維持するためにはボンベの冷却を防ぐ「加温」が必要になる。
家庭で使うカセットコンロにはボンベに「加温板」なるものが密着していてボンベを暖めている。
これはかなり効果がある。
エンジンテスト中でもパワー低下したときにボンベを手のひらで包み込んで暖めてやるとパワーが
回復することでも加温の有効性は確認できる。
実習生型ボイラーではボイラーケースの熱をボンベのホルダーに伝えて加温するようにしているのだが
今回のV4エンジンには更に強力な加温が必要だ。
エンジンテスト中には排出蒸気を通したシリコンチューブをボンベに巻き付けて加温しているが実際の運転
ではこのチューブ加温は取り付けが面倒だし、ちょっと格好が悪い。
そこでもうちょっと高温に加温できるようにホルダーに「加温装置」を取り付けてみた。
↓ 運転中はボイラーケースはかなり高温になる。 そのケースの高温をボンベを保持するホルダーに導いて
加温するようにしたのだがこの程度の加温ではパワーは維持できない。
↓ 更にバーナーの炎で直接炙ってその熱を伝える加温器を取り付けた。
↓ 有り合せの材料で作ったので継ぎ接ぎだらけだ。
↓ 加温の効果を確認するテストをしてみた。
↓ ボンベにはあまり熱は伝わらず、火力は低下してしまう。
↓ シリコンチューブを巻き付けて排気蒸気を通した加温器は効き目がある。
小さなボイラーと蒸気をたくさん必要とする大喰らいのエンジンとの組み合わせではバーナーを目いっぱいの
火力で燃やさないとパワーが出ない。
加温なしでは新品のガスボンベを使ってもパワーが出るのは最初だけで、自己冷却のために火力は落ちてパワーも
でなくなってしまう。
使い古しのボンベでは全然だめだ。
でも、このシリコンチューブに排出蒸気を通した加温器を使うと、ガスがほとんど無くなってしまうまでパワーを
維持してくれる。
テストを終えてボンベを取り外すときには、接続部からプシューっと大きな音がする。
そのくらいガスの圧力が高くなっているということだ。
ちょっと危険かな?