千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

法被解禁

6月朔日です・・・
博多では当番法被が解禁になり博多の町に法被姿がうろつきます・・・

どの流でちゃ当番町が本格的な準備に携わるけんです。
公に法被着て山笠のお仕事ができますよってことです。
当然、当番町以外のもんは山が始まるまで仕事は無かけん着ません。
流の仕来りによっていろいろ違いはありますばってんが
大黒流の場合、当番町以外は山笠の公式行事に参加するときにだけ着用です。
町総代・取締は流の寄りの時、一般の参加者は町の山笠寄りの時だけ。

そんだけ当番法被って言うとは格式高く権威があり大事なもんなんです。
ところがどうかい?
中洲に飲みいくとぃいなせに長法被着て行くとが解禁って勘違いしとるやからのおります。
商店街の皆さんが祭りの雰囲気出すとに法被着て商売するとはわかります。
町あげて山笠ば盛り上げるとに貢献してくれますもんね・

そういうやからに限っていざ山が動きだしたら対して貢献しとらんとが多かですもんね。
ばってんがおいしゃん思うにそれが庶民の祭りの楽しみです。
時期になったら町全体で雰囲気が盛り上がり町全体で祭りば楽しく盛り上げる。
日本中どこにでもある祭りの有り方です。

ばってんがその祭りば存続させるとがむつかしい世の中になってきたとは
博多だけや無かて思います。
楽しいとが祭りやばてんがそれば運営する者にとってそれば昔のごと存続する
こと自体が難しゅうなってます。
その一番が「ノイジーマイノリティ」です。
これっていっつも日本の文化の大敵です。
社会になじめん利己主義のなせる業ですやん。

七月になったら当然のごとく自然に集まって山ば舁く
一分一秒ば競い我流の誇りのためまた自分の精進のために山ば舁く。
祭りっちゃそげなもんやばってんがそれがむつかしい日本に(博多)になってきた。

以前も書いたばってんが長い間、道が庶民の生活の根源やった。
向かい合った長屋(町)が生活の根源でありました。
生活は道の中で子供ば育て生活の糧やったとは
お江戸の長屋暮らしのお話聞いてもわかる通り・・・・
長屋で助け合って生きて来たとが庶民です。

それがいつの時代からか?道はお上の管轄になってしもうた・・
山建てる場所も直会する場所も取り上げられてしまう昨今です。
山通す場所と時間まで申請せれて、それ以外は通さんやら警察は言います!
世界遺産やらなんとか登録やらいろいろありましょうばってんが
あげんと要らんもんですやん・・・・
決まりに縛り付けられるだけですもん。

高島がそげん福岡の宣伝に山笠使いたいなら
山の規制ば一切無くしなさい!!
宣伝に使うなら金出すだけで文句は言うな・・・・・
台上がりやらも辞退しんしゃい・・
博多は太古の昔から庶民のもんばい!

いろいろ書いてしもうた(>_<)

今年も山が始まりました。
息子のR介が赤手拭になったけん替えのてのごいいっぱいもたせちゃろう・・
現役員には嫌ごといわん先輩でありたく候・・
若いもんに任せな物事は回らんし・・・・
おいしゃんなしみじみ引退です。U介やもさむに任せたやね・・

おいしゃん流、歴代で一番いっぱい赤手拭もっとります。
最初の手拭は昭和54年おいしゃん23歳の時の役員手拭。
流うちでも一番長く赤手拭しとります・・・・・

町総代・流役員のてのごいも持ってます・・
これは2年後の当番町まで大事にとっときますやね・・・

今年の山はおとなしゅうしときます。

チャンチャン

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