千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

山笠飾りつけ

今日28日からいっせいに「飾り山笠」の飾りつけの
始まりました。
今日と明日で飾り終えて30日は一日置いて朔日から
公開されます。
子供の頃は人形屋やったせいで、飾り付けの様子ば
「姪の浜側」「義経西新向き」と言いながら飾るとば
じぃ~と見よりました。
上ぃ登っとうもんと下から指示する人形師では
向きが反対になるけん、やらやら
言うてもわからんけんこげな言い方になります。


写真は亀さん

その手伝いばしたくて親父に聞いたら
「いつでも行ってきやい」
「手伝わせてください」て言うていったら
させちゃんしゃあ・・・・
とホンに面倒見が悪い親父で
ちょっと口利いちゃってもよさそうなもんと
思いよりました。

いまだ山笠人形作りはかなわぬ夢・・・
今からでも信喬君、弟子入りさしちゃらんかいな?

この時期、山笠人形師さんは山の人形にかかりきりで
博多人形ば作りよりません。
そうやけん早ぅから注文しとかな
商品ば回してもらえんとです。

よう人形師さんのとこぃ行きよりました。
中洲ば作りよる「三宅さん」
西流ば請け負うとった「小島さん」
恵比須の「亀さん」とこ

三宅さんの工房には昔からの頭がずらり
頭だけは取っておいて同じ題材の時使うとか・・

小島さんとこでは竹ば新聞紙ば裂いたコヨリで編んで
人形の胴体ば作るとこやら、よう見よりました。

亀さんないっつもなんか新しかことばしよります。
相撲人形やらいっぱいあって・・
新しい素材ば使う亀さん
昔、合成樹脂かなんかで池ば作って
乾かんけんドライヤーで乾かしよったら
火のついて大やけどしたことのあります。

身の丈の三倍ぐらいある力士人形ば
作りよったこともあります。
いっぺん大黒流が亀さんに人形ば頼んだことのあります。

恵比須さんばっかりつくりようけん
それは変な大黒さんやったですばってん
その年大黒流歴代で一番早ぅ走った時でもありました。


この時終いには手が取れよりました

ちなみにこのころの藤○一△君はこげん可愛かった



そう古ノ一が世話当番ですたい!!

走り出したらそっちばっかり目の行きます。
10日まではゆっくり
人形師さんの腕前ば見てやってつかぁさい・・・
それが山の粋ていうもんです。

飾り山は下から見上げて見らんとバイ・・
4~5m離れて全体の流れば見てください。

遠近法も使うてあります。
上のほうの人形は比較的小さくて遠くにおるごと
見せてあります。
今年はやっぱり山内一豊の飾りが
多いとでしょうか?

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