千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

九州場所の季節

今日は、おいしゃん特製の
「もつ煮込み」で一杯やりながら書きよります。



昨日、もつ鍋ばしょうか?と思い用意しよったら
「今日は晩飯は要らん」とメール

そのまま持ちこして煮込んどって
今日は気の変った・・
出汁のでたけん野菜と、豚肉、アサリ、海老ば
加えてチャンポンにした。

持つ鍋しても終いにゃ結局ちゃんぽんやけん
最初からちゃんぽん

チャンポンにしたらもつが多すぎるけん
残りは味噌ば入れてぐつぐつ煮込みになり
よか酒の肴になりました。

ちょっととろみが足らんばってん
味はグ~(だいぶ昔の表現です)

11月と言えば「大相撲九州場所」
10月ぃなったら福博の街に登り旗が立ち並び
びんつけ油漂わせる相撲が闊歩し始めます。

昨今は福岡市内は場所のとれんで
だいぶ遠くに構える部屋も多なってきとります。

以前は天神の町(ちょう)のスポーツセンターで
その次は九電体育館に移り、その後現在の
国際センターになって久しいですね。

古門戸で人形屋しよった頃は朝早ぅから
若手の力士が締込の入った風呂敷ばぶら下げて
浴衣姿で店の前ば通っていったものでした。

以前、身近なつてのあって新宮町の
「出羽の海部屋」へよう出入りしよった頃のあります。
現在はかのブログ力士「普天王」がおる部屋です

当時は「小城錦」「舞の海」やらが幕内力士
当時人気のあった「舞の海関」とも
よう会いよりました。

舞の海関は釣りが好きで負けが込んだときやら
新宮の浜でつりざおたらしておりました。

関取衆はちゃんこ場には出入りしたらいかんとばってん
舞の海は負けが込んだときやら
こそっとちゃんこ場に来てまかないのおばちゃんたちに
ぐちばこぼします。

「相撲に負けても負けても腹が減るとが悔しい」と・・

舞の海はけいこ場ではあんまり稽古しません。
ぶつかり稽古とか取組みとかあんましせんで
横にピョンと飛ぶ稽古とか
立ち会いの変化の稽古ばようしよりましたね。

あげな小さい力士はまともにぶつかったら
体が壊れるそうです。
彼はいっしょに相撲部で頑張って末はプロの力士て
有望視されよった友人の死をきっかけに
その友達の分自分がプロで・・と角界に入ってきたとです。

小柄で新弟子検査に受からんけん
水飲んで体重増やしなんと頭にシリコンば
注入して背丈ばのばして合格したとです。

その写真見たら異様ですたい。
でこの上が異様に長いと・・・

そこまでして各界入りしたほどの相撲界

今じゃ新弟子の一人もおらん月もあるらしい。

あれだけ外人の多なったらやっぱ人気は落ちます。
日本人の人気力士のおらないけません。

朝青竜一人にたよる相撲人気には限りのあります。
あの人がこけたら相撲界全体がこけよります。

初代貴乃花、若島津、若見杉、藤の川、そう大きゅうはないばってん
上位に君臨して、負けるっちゃばってん人気のある
力士のおった時代が懐かしゅうあります。

特に花田兄弟が十両に上がるかあがらんか
ぐらいが一番面白かった。
幕内では「千代の富士」が絶対的な力ば誇って
「早く上がってこい」てな具合に待っとりました。

結局上がってきたときに負けてそれが千代の富士の
引退の理由になりました。

相撲部屋の稽古は下っ端ほど厳しいものです。
「幕下」て言うばってん部屋じゃ結構上の方に位置します。
「序ノ口」「序二段」「三段目」とその上です。

下の力士が幕下の稽古場に胸ば借りにきたら
「てめぇまだここで取る顔じゃねぇ!」と
土俵の外の羽目板まで飛ばされて羽目板に
叩きつけられます。
それでもかかって行くくらいの根性のないと
上には上がれません。

部屋でちゃんこ御馳走になるときも後ろには
体に砂の付いたままの若手力士が
ずらりと立ち並び
「おかわりいかがですか?」て接待してくれます。
気の毒うて・・・・

親方が一番はじめに手ばつけてそのあと
関取衆、そのあと招待客がちゃんこに手ばつけます。

目の前には給食で出るごたあブラのどんぶりが
ふたあつ重ねてあって一つにはちゃんこがたっぷり継がれ
もう一つにはビールばドクドクと注がれます。

「遠慮したらいかん駆けつけ三杯」て言われても
一杯にビール1本入るとです。

ちゃんこ終って外に出る頃には招待客はみんな
千鳥足、おいしゃんも千鳥足!

そのころ若い衆はまだちゃんこ場で
あとの料理ば作り続けよります。

場所前の休日は招待客、谷町の接待で
若い衆の食事は遅ぅなります。

また今年も相撲が博多へやってきました。

うちに遊びに来てケーキば出したら
「太りますから」てへんな遠慮した当時の田中君
今頃は元気でまだ各界で頑張りよるかいな?

場所前は甘いもん控えて、ちゃんこと稽古で
体ば作るらしいです。

妙な事件沙汰になるとは一部のことと
思いますばってんいかがなものでしょう?

博多でちゃんこ食うなら「古ノ一」の
「ちゃんこ重の海」へどうぞ・・・・・
元十両「重の海」が腕ば振るいます。
「塩ちゃんこ」とおかみさん手製の「キムチ」が絶品です。
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コメント一覧

千鳥足
大阪から終電
おおっ大阪から飲んで終電で帰りよるとですか?
元気の良かですねぇ・・・
そしてまた明日はお仕事・・
無事博多まで帰っても自宅へは午前様ですバイネぇ~

昔、関西担当やった頃は良ぅ
京都から新幹線で帰ったものでした。

早めに寝て明日に備えてくださいな
KERORIN
おつかれさまで~す
舞の海のいびつなシリコン頭、漠然と記憶にあります。子供ながらに「ここまでして(相撲)やりたいんやけ(やらしてやりっ)」って親に言ったことあります。

今日はおいしゃんもモツ鍋で飲んでるったい。

私は今日は大阪出張でした。終わって飲んで新幹線で帰ってます。終電でもこの時間・・。飲み足りない!!けど明日仕事やしぃ。

いつかおいしゃんと飲みたいなぁ(^_-)
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