千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

博多学

新潮文庫 岩中祥史さんの
「博多学」が面白い・・・・・



著者は名古屋の方であるがここまで博多(福岡)ば
言い当てとうとが面白いし
大概福岡に通うて飲み歩きもしたやろうな?
て思います。

すっかり博多の虜になっとらっしゃあ・・

序章からいきなり・・・

「福岡はパスポートなしでいける<外国>」で始まります。

とにかく食べ物がおいしい。
食べ物も文化も人も国際感覚にあふれ
人の血の中に東京やら比べもんにならん歴史が流れとると・

ラテン系の血が流れ「おうまん」で祭り好き

仕事のために休息をとるのではなく
「ハレ」ば思いっきり楽しむために「ケ」の日々ば
耐え忍ぶ。

※「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、
時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。

民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、
ハレ(晴れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」
ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表している。
また、ケ(褻)の生活が順調に行かなくなることをケガレ(気枯れ)という。
ウイキペディアより引用


しかし一年でこれほど「ハレ」が多いとが凄い!
年中祭りがある博多・・
それも一日で収まらず半月一週間はざら・・

おいしゃんもこれに当たるばってんが・・

もともと山笠に代表される「博多」に
生まれ育ったものは、なし崩し的に「福岡」と
いっしょくたにされるとば我慢ならんし
「福岡」て言う呼び名にも違和感とまでは言わんばってん
「博多」の呼び名に誇りば持っとうし
全国的にも「博多」の方がこの地方の印象と結びつくでしょう。

確かに関が原以後黒田によって作られた「福岡」は
たかだか、数百年の歴史・・・

ばってん博多は千数百年前からこの福岡地方も含めて
「博多大津」と呼ばれ大陸と交流のあった歴史のあります。

沖縄よりはるか昔・・
日本がはじめて他国から攻められた「元寇の役」も
この地が舞台です。

そうやけん前述の岩中氏に言わせれば福岡も博多もおんなじ
「博多」という印象らしいです。

海山の自然、盛り場のちょうど良いコンパクトさ
空港も近く、日本一を誇るアジアからの航空機の乗り入れ
日曜日の行楽とおんなじ感覚で日帰りで行ける
韓国へのショッピングとグルメ・・・・

東京、大阪より大陸に近き地で大陸との交流があり
血の交わりもあったであろうことが
この福岡の気質ば作り出したのだろうと位置づけてあります。

確かに今とは違い古の昔は関西、関東ましてや東北地方やらのほうが
他国であり「倭国」に俗してはおるばってん
朝鮮半島との距離が近い奴国は大陸が隣国であり
流の早い玄界灘ば行き来して大陸の文化ば倭国に
取り入れてきたとです。

うどんも饅頭も蕎麦もういろうも博多から入り
日本に根付いいったとです。
それだけやない、お茶も仏教も
京都の文化遺産て言うばってんいく度かの戦火によって
博多の文化遺産はすべて京都に持ち運ばれたとです。

博多の国家的歴史遺産は大陸とのハザマ
また国内の陣取り合戦の犠牲になって行ったとです。

山笠ば舁くことばっかに固執しとかんで
本質ば知りこげな歴史ば誇りば持って
知っとかないかんですバイ。

ばってん今この時代、このすばらしい「地の利」ば
一番わかって無く感じて無いとも「福岡」の人々ても
おっしゃっております。

魚が旨い、自然が近い、大陸と近いとが当たり前と

そして他の地方からの人々の移入もあいまって
日本の他の地方とおんなじ人々の希薄さが
この博多にも移り住んでいるのではないかと危惧してあります。

著者はこれだけすばらしい国際感覚と都会性(建物の近代さではない)を
日本国内ではなくアジアに向けて
古来からの博多の良さば再認識して進んでいくことば
期待して結んでおられます。

日本国内の取り合いばしよった尾張の武将の地で育った
著者がそのころから官の手ば旨くすり抜け大陸との関係ば
続けて生き残った「博多自治の力」ば高く評価してあります。

博多の若い諸君たちへ・・・・
そのときのマスコミい踊らされんで
「山笠のあるけん博多たい!」の気持ちや無うて
先人達が培ってきた「博多自治のあるけん山笠タイ!」ば

肝に銘じとかないかんバイ

チャンチャン!

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コメント一覧

ちどりあし
美貌
美貌・・
楽しみにしときます
らぶちゃん
読みましたよ
博多学。おいしゃんも読んであったんですね

博多の人じゃない人があそこまで書いてるとは

ちょっとおおちゃくな言い方ですが…あっぱれです。

博多の文字が載っとる本はなぜか手が出て目を通しますね

ばってん、最近本屋にもいかんごとなった~

いそがしかもん

読書の秋ですばい

ばってん食欲の秋には勝てんもん…

食べてばかりやけん体重計にのるとがおそろしか~


おいしゃんに会うまでは美貌ばもっとかなぁいかんです

一般読者
10.31 尖閣諸島は日本の領土です!
http://www.youtube.com/watch?v=wZJQGFi_ujI
10.31 尖閣諸島は日本の領土です!
         全国国民統一行動、抗議デモ第二弾 in 名古屋

日頃より、私どもの会にご支援賜り感謝申し上げます。
10月2日のデモは予想を大幅に上回る360名の方に参加頂きました。対中政策に対する国民の心配と怒りが昂っている証しです。しかし、中国は南沙諸島を掌中に収め、次は尖閣諸島、その先は沖縄、そして更に太平洋と、その野望は止まりません。

国の尊厳や安全保障よりも政権の保持に汲々としている民主党政権に国の行く末を託せません。私たち一般国民がその意思を表に出し、強い無限の意思を政府や中国にぶつけて行きたいと考えます。

10月2日のデモにつづき、中国による尖閣諸島領海侵犯に抗議するデモを行います。動かなければ何も変わりません。
皆さま、是非、一緒に参加して下さい。

日時:
平成22年10月31日(日)
午後1時30分 集会開始
午後2時 デモ隊出発

集合場所:
若宮大通公園ミニスポーツ広場
(地下鉄矢場町下車、徒歩5分、中土木事務所前)

デモコース:ミニスポーツ広場⇒若宮大通⇒矢場久屋西南交差点右折⇒久屋西線⇒錦通⇒大津通り⇒若宮大通⇒ミニスポーツ広場

デモ終了後、集会。その後有志による中国大使館前への移動、抗議文の手渡し、もしくは投函をします。

主催:
頑張れ日本!全国行動委員会愛知県本部・代表 井上寛康
デモ責任者 杉田謙一

共催:
チャンネル桜を支援する会愛知県支部
日本世論の会愛知県支部

ゲスト:
水島総氏(頑張れ日本!全国行動委員会・幹事長)
三輪和雄氏(日本世論の会会長) ほか交渉中

*自作プラカード持参歓迎・団体名のぼり不可

連絡先:
林TEL:080-1629-8080
FAX:052-811-2660
ganbare.aichi@gmail.com
HP:http://ganbarenihonaichi.blog24.fc2.com/
HP:http://www.ganbare-nippon.net/

*チラシ(pdf版)は こちら→http://www.ch-sakura.jp/sakura/nagoyademo_20101031.pdf

◆チャンネル桜 公式サイト
http://www.ch-sakura.jp/ 
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