千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

歯医者

年取ったらあちこち体のそぜてきて
病院通いが続きます・・・・・

かれこれ30年ばかり天神の歯医者「S歯科医院」に
通いよります。

「〇さん痛うなった時しかこんけんね~」
看護婦さん(歯科衛生士さん)

「今日はどうしました?」

おいしゃんな家系でか?
虫歯は出来んとバッテン歯槽膿漏になり安く
すでに自分の歯じゃ無く義歯が入っとります。

「歯磨きちゃんとしてますか?」て
言われるバッテン出先以外は三度三度歯磨きはしよるし・・
歯間ブラシも使いよう・・

それでも人以上に歯石のたまります。

残った歯ば残すごと月1回の歯の清掃は欠かせんと
バッテン中々痛ぅなるまで行かんですもんね・・・

先生は腕前は一流やバッテン治療は荒々しく
我慢しとります。

それに引き換え「衛生士」さんは歯ば磨いて
清掃してくれます。

「痛かったですか~」
「ごめんなさいね~」

歯の裏辺りば磨くとい覗き込んで前かがみになって
磨きんしゃる・・・・

おいしゃんの頭辺りに衛生士さんの胸が当たる・・・

ちょっとズリズリして頭ば上に上げます・・

目ば開けとったら生々しいけん
間は瞑ったまんま・・・

昔、思春期の頃、通いよった「BARBERあけみ」の若嫁さんに
顔ば剃ってもらいよったときも・・・

色白の若嫁さんの吐息が顔に当たって興奮しよりました。

あん時からおいしゃんないっちょん成長しとりません

その「あけみ」ば「探偵ナイト」で探してもらったバッテン
つい見つからんかったとです・・


「博多っ子純情」の床屋の姉ちゃんやないっちゃけん

胸が当たった、息が掛ったて言うても
そのさきの進展はな~も無いとですばってん

おいしゃんのひそかな楽しみです

歯石ばとる「キ~ン」て言う機械と一緒に
「つば」ば吸い取るチューブば入れられます。

これが舌に当たって「プッ」て止まります。

舌の置きどこさい気ぃ使います。

時々歯肉の深いとこまで歯石ばとるとい
麻酔ば打たれることのあります。

「先生麻酔お願いしま~す」

なんが好かんておいしゃんな
あの麻酔の注射が一番好かん

心の準備も出来とらんとい・・・
無造作にブスブスと針ば打ち込んで

「もう良かろうとこい・・」て思うとい
外から内から「チュー」てお構いなしい・・・

麻酔したら唇も麻痺してうがいして水吐き出す時
横さいピュ~てでる・・

唇噛んでも痛うないけん噛みよったら
麻酔の切れてお~じょうします。

「痛かったら我慢せずに来てくださいね」

「はいはい又すぐにズリズリしに来ます」

心の中で思うおいしゃんでした・・ちゃんちゃん

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