古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

ちっとも楽にならない。

2022-08-22 23:04:56 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

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コロナ発生届、重症リスクの患者のみ 全数把握見直しで政府方針

8/22(月) 19:28
配信
毎日新聞
首相公邸(左)と首相官邸(右)=竹内幹撮影

 新型コロナウイルス感染者の全数把握の見直しに向け、政府は、医師に患者情報の届け出を求める対象者を、高齢者や基礎疾患のある人ら重症化リスクの高い感染者に限定する調整に入った。若年者ら重症化リスクの低い患者について個人単位での届け出は求めない。ただ、医療機関が1日に診療した年代別の新規感染者数の報告は当面続ける。近く関係省令を改正し、早期に運用したい考えだ。岸田文雄首相は22日、医療現場の負担軽減策を一両日中に発表することを明らかにした。

【写真】モニターに感染の首相 その前に記者ずらり

 政府は現在、感染症法などに基づき、感染が確認された全ての患者について、氏名と住所、性別、生年月日などを「発生届」として保健所に出すよう医師に義務付けている。届け出は、政府の情報把握システム「HER―SYS(ハーシス)」を通じて入力するが、流行中の「第7波」で感染者数が爆発的に増えたため、医療現場で事務が逼迫(ひっぱく)。全国知事会や日本医師会が全数把握の早期見直しを求めていた。

 具体的な見直し案では、感染者のうち重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患がある人について、保健所などが継続的に健康観察を続けられるよう、これまで通りハーシスへの患者情報の入力を義務付ける。基礎疾患のない若年者ら重症化リスクの低い場合は年代別の感染者数を継続して把握することに絞り、医師に患者ごとの発生届は求めない。政府はこれらの組み合わせで、重症化リスクの高い人への対応に注力が可能となる一方で、都道府県ごとの感染動向の把握も継続できるとみている。

 政府は特定の医療機関からの報告を集計して感染状況を監視する「定点把握」への切り替えも視野に入れるが、抜本的な対応は第7波の収束後とする方向だ。【横田愛、神足俊輔】


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人数だけ把握って、結局それだって 陽性者を
いちいち年代別に数えて、何らかの方法で
行政に報告するんでしょ?

当院は手薄な体制でアナログですから、ハーシスの入力は
しないで、手書きで発生届けを出しています。

結局 年代別に感染者の数字だけ
保健所にファックスで送るってことですね。

だけど、発生届けを出さないなら
私たちにはよくわからない
感染法上の待機期間とか、誰が患者さんに
知らせるのだろう。。
強制隔離期間の証明は、誰がするんだろう。

5類定点報告にして、インフルエンザみたいに
自覚症状がおさまったら、就労許可にしたり
コロナ患者のうち、入院だけ全例報告にしたっていい。
高齢者のうち、身寄りがない、認知症や障がいがあるのに
一人暮らしで家族も来ない、そういう人だけ
報告するとか。。
それだけで、病院の負担がだいぶ楽になる。

どうして、そんな簡単なことをやらないのか
不思議です。

https://komori-hp.cloud-line.com/

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