新蕎麦の丸抜き色目の比較

新蕎麦の丸抜きの色目の比較。
新蕎麦と言ったらまずは色目ですからね。
味や香りの評価ではないので悪しからず。
色目はイマイチでも味の良いそばは幾らでもあるので^^;

まずは栃木常陸秋そば、大粒。
茶色の粒が目立ち、例年に比べ色目は良くない。
本来色鮮やかな緑色が特徴の常陸秋にしては物足りない。台風で倒伏した影響だろうか。



次に秋田県産・信濃一号、小粒。
栃木常陸秋に比べ茶色の粒は少なめ、例年刈取が早めなので台風の影響はさほどなかったと思われる。



最後は北海道キタノマシュウ。
台風の影響は全くなく早刈りしているため、全体的に色目が良い今年の北海道産と比べても緑色は強い。
上の本州産・2品種に比べても断然色目は良く、茶色の粒はほどんどない。
※摩周の牡丹そばも早刈り系で、キタノマシュウと同じ程度で色目は良いです。
※本場・浦臼の牡丹そばは、完熟系なので色目は良くないです。



こうして比較すると、やはり天候が安定していて台風の影響を受けていない北海道産が色目の良さは抜けている感じ。会津も台風の影響は受けていないようなので良いはずだが、例年完熟系なので程々でしょう。

次に秋田県産・信濃一号もまずまず。
台風の影響を受けた関東、常陸秋そばはイマイチ。
これから入荷してくる茨城県産常陸秋そば、栃木那須常陸秋そばはどうだろう⁉︎
肝心なのはもちろん味だが、やはり新蕎麦らしい色目の良さも重要なポイント。
間もなく本格的な出荷時期を迎える今年の常陸秋そば…
どうだろう…
苦戦するかな⁇