英国が「監視カメラの国」になる過程で重要な事件が起こっている。
その事件は、日本にも伝播された。
いや、同時代多発事件というべきか。
「1993年2月、リバプール近郊で2歳児の変死体が発見された。
そして、逮捕されたのは、まだあどけなさの残る10歳の
ふたりの少年だった」
『子どもを殺す子どもたち』デービット・スミスより
この本は、94年に書かれて97年に日本語に翻訳されている。
訳者の北野一 . . . 本文を読む
11日掲載のような展開になった。
ロンドン社会とは係わりのない、
イスラム過激派とも直接の係わりのない、
インターネットを通じた「洗脳」グループだろう。
そして、自爆テロという「勝手な殉教」だ。
この手の新たなテロは、
ロンドンの監視網も予防できない(ということは世界中の)。
監視カメラは事前予防の観点からはあまり意味がないことも
わかった。
たぶん、他のあらゆる法律的予防策も意味がないだろう . . . 本文を読む
認知症という言葉は1年前にはなかった。
2004年11月20日号で認知症について触れてから
まだ8ヶ月しか経っていない。
今は、認知症(痴呆)という表記が多いがもうすぐ括弧も
とれるだろう。
このように病名の変更がうまくいくとは当初予想されていなかった。
例えば、統合失調症においても長い時間がかかった。
うまくいった理由は、
1.マスコミがすばやく対応した。
2.「痴呆」という言葉にやはり問 . . . 本文を読む
ロンドンの治安当局は、「テロは防げない」と言明した。
また、今回のテロの情報もまったくつかめていないと。
にも関わらず、事件の起こるまではロンドンでは、
テロは起こらないといわれていた。
その理由は、ほぼ完璧な監視体制と対テロ法の存在で
あるが、もう1つ、「安全の契約」といわれるものが
あったといわれる。
英国は遠い昔から亡命者を受け入れてきた。
また移住者も多い。当然さまざまな思想を持った人 . . . 本文を読む
2~3日前から天気図とにらめっこ。読みきれない気象だったが、決行した。天気予報は当らず、一滴の雨に遭わなかった。武奈ヶ岳は関西の方には馴染みの山だけれど、琵琶湖西岸からのリフトが廃止され、簡単に登れなくなった。標高差900m。往復5時間半はかかる。そのため静かな岳人の山に戻った。今日も少数の方と遭っただけだった。夏山のトレーニングに最適だ。山頂付近では赤とんぼが飛んでいた。京都北山も近く、琵琶湖の . . . 本文を読む
データの捏造かと、騒がれている自立支援法審議。
当事者の方々の声は、岩清水日記のブックマークにある
「ピープルファーストジャパン」をクリックしてください。
週の前半、11~13日の3日間は国会から目を離さないで! . . . 本文を読む
「大不正」は兵庫労働局。
裏金5億8千万円!処分者214人。
この2つの数字には驚かされる。
桁が違うぞ。ということはこの公務員の感覚がマヒしてのだ。
「日本病」の典型である。
処分者214人。兵庫労働局って何人働いているの。
214人でも多いと思うけれど、全員が処分されることも
ないから、この数倍の職員がいるのだろうね。
そしてどのくらいの金額を扱っているのだろうか。
裏金が5年で5億8千 . . . 本文を読む
7月3日掲載の続きです。
「組織事故」の多くは「組織犯罪」へと落ちていく。
・雪印、三菱自動車、東京電力、三井物産の事件は、
間違いなく犯罪である。
この犯罪の共通する要因はなにか。柳田邦男さんは9項目を
上げている。
1.危機意識が希薄
2.目の前で起きたコトの重大性に咄嗟に気づかない
3.面子や責任を恐れて、対応が遅れる
4.過去の教訓や他企業、他業種の事故情報・危険情報を
生かさな . . . 本文を読む
また出口がふさがれた思いだ。
米英主導といっていい英国サミットが標的にされた。
そして、防ぐことができなかった。
先進諸国の最も緊急の課題である「テロとの闘い」に
またも失敗した。
ブッシュへのテロから4年。ブッシュ・ブレアの対テロ闘争は、
今だ成功しないどころか、危機は深まっているということだ。
この危機の原因がなになのか。
複雑に絡み合っていて解けそうもないが、一つだけは確かである。
. . . 本文を読む
いよいよ山場を迎えている自立支援法案ですが、
政府修正案がでました。
失望いたしました。
これで13日に採決をするつもりでしょうか。
骨子
1.法律の「目的」に「自立と社会参加」という言葉を入れる。
2.精神医療の通院公費負担や育成医療・更正医療を自立支援
医療とする公費医療制度改革については、 広く周知徹底が
必要なため、実施時期を平成18年1月に延期する。
3.所得保障について、 . . . 本文を読む
近くにショッピングモールが出来たので、
バリアフリーの調査に出かけた。
鉄道会社が総力(?)を上げて取り組んだプロジェクトだけに
規模は大きい。
近隣から多くの人々が集ってきている。
バリアフリーについてはどうか。
最新のショッピングモールでは、当然、最低限のことはしている。
しかし、当事者の「こころ」に寄り添っているかといえば、
とてもそのように配慮されているとはいえない。
ここは、バリアフ . . . 本文を読む
ひとつは郵政民営化法案の僅差可決。
もうひとつは、障害者自立支援法反対デモ11000人国会を
取り囲む。
郵政民営化法案の僅差可決は、やはり驚きだった。
不信任決議もなしに、早々と採決がなされた。
しかし、こんなに僅差になるとは、ほとんどの人は思わなかった
のではないか。
反対派も本気であり、政治生命を賭けている議員もいたという
ことだ。
執行部に反旗を翻すというのは、どの世界も大変なことであ . . . 本文を読む
この法案が国会審議入りを待ってることは知っていたが、
あまりにも情報が少なく困っていたら、7月5日付の毎日新聞に
大きく掲載された。
「共謀罪」ということですぐ思いつくのは「大逆事件」だ。
また、若い石井十次が友人とともにある旅館で、
岩倉具視批判で気勢をあげていたら、岩倉侯暗殺未遂容疑で
収監されてしまったこと(3月7日号掲載)も思い出した。
「共謀罪は、4年以上の懲役・禁固に当る罪を団体 . . . 本文を読む
詳しくは
http://pf-japan.jp/japan/archives/2005/06/post_47.html
http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/daikoudou_top.htm
郵政民営化法案の蔭で進行している法案に要注意だ!
. . . 本文を読む