
いつの頃だったでしょうか。
車で矢掛町を訪問しました。
古い宿場町の印象でしたが、ずいぶん綺麗な街になっていました。
地域の方々の努力の成果でしょう。
江戸、明治、大正、昭和、平成期の建物が共存する貴重な街になっています。
↓ 江戸期の矢掛本陣です。矢掛町の象徴的な建築物です。
↓ 小田川の提道を背にした観音寺です。備中再額四七番とあります。
↓ 小田川の支流にかかる鉄橋からです。左の岸に増水の跡が残ります。右手奥からの水流と思われます。
右手が矢掛の「美観地区」です。堤防は低いのですが浸水したようには思えません。
高通川徒渡し跡とあります。人の背に負われたり、輿に載って渡ったのでしょう。
正面が「美観地区」です。
一段と低くなっています。
堤防に守られていることがわかります。橋の手前側の地区は浸水しています。
建物には、由緒が掲示されています。とても分かりやすいです。
間口の広さによって、屋根の形が違います。
石井醤油店です。明治の建物ですね。
矢掛本陣前で写生です。
やかげ郷土美術館前でも写生しています。
この高楼は、水見やぐらを復元したと聞きました。小田川の水位を見ていたのでしょう。
危険水位に達すれば、鐘を鳴らして警告したのかもしれません。
水害多発地帯だったことがわかります。
矢掛本陣の甍です。
旅籠屋です。
当時の様子がしのばれます。
現役の宿ですね。「矢掛屋」
食事処です。
矢掛駅に戻ってきました。
ずいぶん人が集まっていました。
矢掛を後にします。
懐かしい方にお会いできました。
矢掛町、素晴らしいですよ。
ぜひ訪れてください。
岡山駅から一時間余りで来ることができます。