
いつの頃からか、BSの朝ドラを観ている。
7時45分という時間なら観ることができる。
今年前期は、「瞳」という東京発のドラマとなっている。
(前ドラマの「ちりとてちん」は大阪発。注目されたように思う)
ご覧の方には、くどくなるが簡単に説明しよう。
舞台は月島。歴史ある東京の下町だ。
近所付き合いも人情も濃く残っているという設定だ。
主人公は、一本木瞳(榮倉奈々)20歳。
祖父と同居をしている。
祖父は、養育里親として、3人の児童を養育している。
しかし、一人親(妻と離婚した)では、里親は認定されない。
例外規定がある。20歳以上の同居人が補助人として認められれば、
里親になることができるのだ(東京都)。
瞳が同居人であり、かつ20歳以上という条件を満たすことで、
養育里親が認められるわけだ。
勉強になりますね。
主人公の苗字が、「一本木」というのは、名は体を現すわけで、
曲がったことは大嫌いな性格だ。もちろん、祖父もそうだ。
祖父の勝太郎という名も、勝気な太郎となる。
「一本木」にはパワーがある。勝気なパワーがある。
このドラマの特徴は、一本木家とともに歩く児童相談センターが
丁寧に描かれていることだ。
中心になる若山善行(近藤正臣)は、ベテランの児童福祉司という設定。
若いセンター員とともに、丁寧に対応していく。
チームワークはいい。里親や実親との話し合いの場など、説得力がある。
瞳の母親(飯島直子)は、元里子。勝太郎とは表面的には仲が悪い。
今は札幌から転勤で東京で働いている(住まいは別)。
里子の3人は、佐野明・岡友梨亜・斉藤将太。苗字が異なる。
血は繋がっていない5人が一つの家庭をつくっていく。
当然、多くの課題が発生する。
そのことが、「家族とはなにか?」を深く考えさせる。
瞳のように素直な瞳でみると、家族に必要なものは何か、
そして、家族が担っているものはなにか、が見えてくる。
里親制度は、日本では進んでいない(里親が少ない)。
石井十次が行っていた里子預けの時代とあまり変わっていない。
「現在、東京都では親と一緒に生活できない子どもたちが約3,900人。
そのうち約1割が「養育家庭」のもとで暮らしています」※
全国的にも同じ比率になっている。
なぜ里親が少ないか。
日本人の家族観がそこにあるのでは。
主人公瞳役の榮倉奈々さんは、とても自然な演技だ。
適役だと思う。
忘れていた。瞳はダンサー志望。さまざまなダンスシーンが登場する。
これも楽しみのひとつ。
※NHKホームページより。
写真は、戦後の雰囲気を残す住宅(岡山)。
7時45分という時間なら観ることができる。
今年前期は、「瞳」という東京発のドラマとなっている。
(前ドラマの「ちりとてちん」は大阪発。注目されたように思う)
ご覧の方には、くどくなるが簡単に説明しよう。
舞台は月島。歴史ある東京の下町だ。
近所付き合いも人情も濃く残っているという設定だ。
主人公は、一本木瞳(榮倉奈々)20歳。
祖父と同居をしている。
祖父は、養育里親として、3人の児童を養育している。
しかし、一人親(妻と離婚した)では、里親は認定されない。
例外規定がある。20歳以上の同居人が補助人として認められれば、
里親になることができるのだ(東京都)。
瞳が同居人であり、かつ20歳以上という条件を満たすことで、
養育里親が認められるわけだ。
勉強になりますね。
主人公の苗字が、「一本木」というのは、名は体を現すわけで、
曲がったことは大嫌いな性格だ。もちろん、祖父もそうだ。
祖父の勝太郎という名も、勝気な太郎となる。
「一本木」にはパワーがある。勝気なパワーがある。
このドラマの特徴は、一本木家とともに歩く児童相談センターが
丁寧に描かれていることだ。
中心になる若山善行(近藤正臣)は、ベテランの児童福祉司という設定。
若いセンター員とともに、丁寧に対応していく。
チームワークはいい。里親や実親との話し合いの場など、説得力がある。
瞳の母親(飯島直子)は、元里子。勝太郎とは表面的には仲が悪い。
今は札幌から転勤で東京で働いている(住まいは別)。
里子の3人は、佐野明・岡友梨亜・斉藤将太。苗字が異なる。
血は繋がっていない5人が一つの家庭をつくっていく。
当然、多くの課題が発生する。
そのことが、「家族とはなにか?」を深く考えさせる。
瞳のように素直な瞳でみると、家族に必要なものは何か、
そして、家族が担っているものはなにか、が見えてくる。
里親制度は、日本では進んでいない(里親が少ない)。
石井十次が行っていた里子預けの時代とあまり変わっていない。
「現在、東京都では親と一緒に生活できない子どもたちが約3,900人。
そのうち約1割が「養育家庭」のもとで暮らしています」※
全国的にも同じ比率になっている。
なぜ里親が少ないか。
日本人の家族観がそこにあるのでは。
主人公瞳役の榮倉奈々さんは、とても自然な演技だ。
適役だと思う。
忘れていた。瞳はダンサー志望。さまざまなダンスシーンが登場する。
これも楽しみのひとつ。
※NHKホームページより。
写真は、戦後の雰囲気を残す住宅(岡山)。