
結構長い映画で2時間30分はありました。wikiはこちらです。
アノーラは主人公の名前です。アニーと呼ばれています。
この映画はR指定です。
セックスワーカーをリアルに描こうとするとこうなります。
でも大人向けのコメディとも言えますが、おとぎ話ではありません。
考えらせることがいっぱいあります。
「アノーラ」ってどこの地方の名だろうとAIに聞くと中央アジア辺りという。
映画の舞台はアメリカだから、ネイティブ・アメリカン以外は皆さん移民の子です。
この映画では比較的新しい移民の子たち、
ロシアのオルガルヒやアルメニア移民です。
アニーはストリップダンサーです。セックスワーカーでもあります。
西洋の「男の館」で働いています。
NYですから客もインターナショナルです。
もちろんワーカーも。
世界中のお客を相手にできるということです。
ストリップダンサーの映画は数多くあります。
そしてなかなか素晴らしい映画やドラマがあります。
NHK大河ドラマ『べらぼう』も思い切りましたね。日本人もちゃんと学んでほしいというわけです。
近松物と同じですから知識や情報として知っておかなくてはならないことです。
学校でも習っていましたが覚えていませんでしょ。
私も最近読み直しています。
あーまた話が長くなる― 簡潔にします。
アニーは自らの意思表示がはっきりしています。他の女性もはっきりしてます。
意思表示がはっきりしないのは登場人物の男性たちです。
この仕事は個人営業ですから自己主張をしなければカモにされます。
危ないこともあります。対処方法も知らなくてはなりません。
いい男がいれば、「足抜け」も考えたいところ。
アニーを好いた男に、イヴァンというロシアの大富豪の息子いました。
どうしようもない息子ですが、NY郊外にある大邸宅に住んでいます。もちろんロシアに住む親の持ち家ですが。
召使を抱えて自由奔放にドラッグをやったり乱痴気騒ぎをしています。
アニーはその男と店で知り合い、店には適当に話して「専属契約」を結び、ラスベガスに専用機で飛び、遊びついでに結婚までしてしまいます。
それを知ったNYに住むイヴァン管理担当者(両親の代理人の手下)が用心棒(アルメニア人)を連れて豪邸を訪問。結婚を破棄させようと試みます。
これ以降はドタバタコメディになっていきます。
まずイヴァンがアニーを置いて一人で逃走してしまいます。
残されたアニーは万事休す状態ですが、予想外に激しく男たちに抵抗します。逆に二人の男が痛めつけれてしまいます。
そこに親の代理人の男がやってきます。これで追手は3人です。
アニーを加えて4人は、イヴァンを探しにNY市中に行きます。彼に離婚手続きはしてもらわなくてはなりません。
両親は離婚させ連れ帰るため専用機でアメリカにやってきます。その前に事件を解決しなくては…
失敗すればオルガルヒの父親から殺されるかもしれません。
ここからもドタバタが続くのですが、だんだん用心棒(ユーリー・ボリソフ)がクローズアップされてきます。
映画をぼーっと見ていても分かります。
そして最後のシーンに繋がっていきます。
が、ネタバレはできません。
残念です。
感想としてはセックスワーカーはいろいろさまざま大変ですね。
ご苦労様です。
朝日新聞が映画評を書いていました。それでSNSで評判になっています。
日頃はR指定の映画を見ななそうな女性が映画館にいらっしゃっていました。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナとガザに平和を!
見出し画像は、洋雑誌の映画の感想です。