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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

タレントの清水国明さん。被災地の子どもたちを最大100名受け入れへ=スポーツ報知より転載。

2011-03-17 09:18:55 | 東日本大震災
タレントの清水国明(60)が、山梨・富士河口湖町で営む自然体験村「森と湖の楽園」に、今月末から被災地の子供たちを無料で招待する態勢を整えていることが16日、分かった。村に50~100人を受「森と湖の楽園」け入れるほか、知り合いの旅館などにも声をかけている。スポーツ報知の取材に、清水は「子供たちの心配をすることなく、父母の皆さんが復興に力を注げることができれば」と思いを語った。

 タレント活動と同時に、山梨で自然と共生している清水が、被災地を助けるために立ち上がった。

 自らが経営する「森―」に、被災した家族の子供たちを無料で招待することを決定。一両日中にも詳細をホームページで発表する。期間は、今月末から最低でも3週間。復興の進行状況によっては、期間を延長する可能性もある。

 清水は、本紙の取材に「イメージは『学童疎開』。子供の世話をしながら復興に携わることは、本当に大変だと思う。それを少しでも軽減すると同時に、大人たちが安心して活動できるよう、僕らが面倒を見るということです」。期間中はボランティアの協力などを得て、子供たちの勉強が遅れないように“学校”も開設する予定だ。

 今回の計画は、自らの体験によるところが大きい。2年前、十二指腸がんで手術・入院をした際、友人、知人らが妻と娘たちを支えた。「僕は病院の先生やスタッフにサポートしてもらえたけど、家族は何もない。そんな時、周囲が助けてくれたんです」。今度は、自分が助ける番だと考えている。

 「森―」で収容できる子供たちは、最大でも100人程度。そのため、1人でも多くの子供たちを受け入れるため、周囲や関東地区などを含め、知り合いの旅館にも声をかけている。清水の思いに賛同してくれる所も多く、受け入れ態勢は広がり続けているという。

 「現在、何よりもフォローしないといけないのが、未来に生きる子供たち。お金を寄付するだけじゃなく、自分が汗を流してやれることがあると思う」と清水。1人でも多くの子供たちの笑顔を見るため、奮闘することを誓った。



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