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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

クリスマス当日も業務は続く。でも、もう日はない。

2009-12-25 22:48:00 | 地域包括支援センター
今日も課題をいっぱいいただいた。
大正一桁生まれの方の家庭訪問をしました。

訪問看護と訪問介護を利用されている。
どちらのサービス給付についても、ご自身のしっかりした考えをお持ちだ。

訪問リハビリは、まだ20代の療法士さんが訪問している。
利用者さんは、
「本人にいうと傷つくから言わないけど、技術的にまだまだだと思う。満足はしていない」
「でもね。若い人に対してはその子の将来を左右するような発言はしてはいけないと思う」

この方からは、行政に対しての厳しい発言をいつもお聞きしているが、実際はいろいろ配慮をされている。
結構、毒舌の方ですが。
でも、元教員だけに人をよく見られている。

課題の解決として考える場合には、大まかには3つあるのでは。
1. 療法士さんと話し合う。
2. 事業所の責任者と話し合う。
3. 他の事業所も考える。

しかし、まず1から始めるのが筋というものだろう。
1もいろいろ方法がある。
電話で話す。会って話す。文章で伝える。

私はいろいろ考えてみて、まず文章で伝えてみようと思った。
資料を送る予定があったので、それに簡単な文章を付け加えることにして、
2点ほどにまとめた。

専門職とはいえ、われわれはみんな、始めた当初は未熟なもの。
それでも、我慢して付き合っていただくことで成長する。
医師も教員も同じ。
名医やベテランしか駄目だというなら、若い人は育たない。
いつも、読ましていただくブラックファイブさんのブログは、ベテラン医師と研修医の話が盛りだくさん。
患者さんの協力なくして医師は育たないことがよくわかる。

療法士さんの「現業についた後の技術の修得方法」については事業所に確認をする必要があるだろう。

経過をみながら、次の手を打っていくことになる。

利用者さんの「人を育てる」という気持ちを受けとめながら。



※吉備中山。山麓に吉備津神社、吉備津彦神社があります。

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