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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

連休が終って

2006-07-17 20:47:24 | 日本の仲間

連休があると実家に帰って親の見守りをするのが「義務」になっている。
なにしろ3人も親が健在である。
月に一度は顔見世にいかねばならぬ。
今回はこちらもお疲れだったから、ゴロゴロさせてもらった。
愚痴を聞いて、本を読んで、アリーナに卓球の県予選を見にいった。

本は茂木健一郎の「脳内現象」。半分ほど読んだがとても面白い。
心理学や社会学を学ぶものにとって、とても刺激的だ。
現代の脳科学は、実はデカルトの「方法論序説」を西洋哲学を
科学的に証明しつつあるように思える。
同じく、フロイトなどの心理学の「超自我」とはなにかも、別の
角度から解明されるかもしれない。
しかし、過去の偉人の思考と直感は、「すごい」と思う。
脳科学はそれを改めて教えてくれた。

県予選は卓球だったがこれもなかなか面白かった。
これからの県予選レベルの競技会を見続けようと思う。
これはスポーツの現状を知る上で大切なことだ。
私は結構、高校スポーツの現状を評価している。

今朝はロボコン大学選手権をNHKで観た。
東京農工大が東大を破って優勝した。
これもとても面白かった。

前年世界一の東大が技術改良と戦術を練ってきたことに対して、
東京農工大は革命的なスピードを手に入れ、それを直前まで
ベールに包んだ。東大の想像力を超えた。
革命的なスピードには、大胆な発想があり、その発想を現実のものとした。
東大は対応策を考えて迎え撃ったが、絶対的なスピードに敗北した。
お見事だった。スピードがあっても制御できなければだめだが、
最速でもって制御もできていた。

さて世界戦はどうだろうか。東京農工大のスピードは明かになった。
技術もわかった。対戦相手は今の東京農工大には対応できるだろうが、
これからさらにスピードを手に入れるだろう東京農工大に勝てるか。
革命的チャレンジャーから革命的王者に変われるか。
本当に興味深い。


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