
奥田知志さんは、居住支援活動をするものにとっては灯台のような方です。
私たちが目指す社会を照らしてくれています。
「今の日本の社会に必要なのは『助けて』と言い合える地域のつながりをつくることだ」と、
そして「家族機能の社会化」を掲げておられます。
テレビでは「家族に乾杯!」という番組が人気ですが、現実は家族のつながりが希薄になっているのです。
2020年の国勢調査によると、もっとも多いのが単身世帯(38%)、夫婦と子ども世帯は25%です。
「家族に乾杯!」で取材されない人々がまずまず増えているのです。
かつて介護は家族が担うものとされていましたが、困難になりました。
介護保険制度は「介護の社会化」を目指しています。
おひとり様で安心して老後を過ごせるべく制度設計されました。
現実は厳しいのですが。
奥田知志さんは、長年のホームレス支援を通じて「居場所づくり」に取り組んでこられました。
「家族の社会化」への活動でもあります。
記事の中にある「希望のまち」は、4階建ての施設の建設です。
1,2階はこの界隈に住む子供たちが日常的に過ごす場や、障害がある人が働き、さまざまな人が集うカフェ、よろず相談室を設ける。
3,4階は救護施設で、災害時には避難所になる。
現在も「希望のまち」の前段階といえる施設を運営されていますが、さらに創造的発展をされていると思いました。
施設建設の寄付キャンペーンをされています。
ホームページをリンクしておきます。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛