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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『家族機能の社会化』奥田知志氏 毎日新聞10月18日記事

2022-10-19 21:06:59 | おかやま入居支援センター

奥田知志さんは、居住支援活動をするものにとっては灯台のような方です。

私たちが目指す社会を照らしてくれています。

「今の日本の社会に必要なのは『助けて』と言い合える地域のつながりをつくることだ」と、

そして「家族機能の社会化」を掲げておられます。

テレビでは「家族に乾杯!」という番組が人気ですが、現実は家族のつながりが希薄になっているのです。

2020年の国勢調査によると、もっとも多いのが単身世帯(38%)、夫婦と子ども世帯は25%です。

「家族に乾杯!」で取材されない人々がまずまず増えているのです。

 

かつて介護は家族が担うものとされていましたが、困難になりました。

介護保険制度は「介護の社会化」を目指しています。

おひとり様で安心して老後を過ごせるべく制度設計されました。

現実は厳しいのですが。

 

奥田知志さんは、長年のホームレス支援を通じて「居場所づくり」に取り組んでこられました。

「家族の社会化」への活動でもあります。

記事の中にある「希望のまち」は、4階建ての施設の建設です。

1,2階はこの界隈に住む子供たちが日常的に過ごす場や、障害がある人が働き、さまざまな人が集うカフェ、よろず相談室を設ける。

3,4階は救護施設で、災害時には避難所になる。

現在も「希望のまち」の前段階といえる施設を運営されていますが、さらに創造的発展をされていると思いました。

施設建設の寄付キャンペーンをされています。

ホームページをリンクしておきます。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

💛ウクライナに平和を💛

 



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