岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

女子カーリング 英国を破る。

2010-02-20 17:08:39 | オリンピック、パラリンピック

カーリングを観るということは、4年に一度のオリンピックくらいだが、
今日の英国戦は、カーリングの面白さをぞんぶんに堪能できた。
初めての経験だと思う。

ご存じのように、カーリングは4人で一チーム。
野球のように先攻後攻があって、10ゲーム(10回)で勝敗が決まる。

日本チームは、石崎、本橋、近江谷、目黒さんの順番でストーンを滑らす。
石崎さんがリード(1,2投担当)
本橋さんがセカンド(3,4投担当) 今大会好調
近江谷さんがサード(5,6投担当)チームのムードメーカー
目黒さんがスキップ(7,8投担当)チームリーダー この試合前までは本調子とはいえなかったそうだ。

一方、対戦相手の英国は日本に比べて格上のチーム。
特にスキップのミアヘッドさんは19歳とはいえ、全チーム中トップの正確な投球ができる選手。
今日も十分に実力を発揮してくれた。
この試合が大変エキサイティングになったのは、彼女のプレイによるところが多かった。
カーリングは、試合当日の氷の条件にゲームが左右されるという。
日本チームはより早く氷を把握でき、ゲームの主導権を握った。
そして、2度の大量点(3,5点)をあげて、英国を突き放した。

9回(第9エンドというらしい)の5点は目黒さんのスーパーショットだった。
テレビの前で興奮してしまった。

解説の方も感極まっていた。
この方は、今日の試合は、この大会だけでなく、日本カーリング界の未来が
かかっていると話しておられた。
その意味は私にはわからないが、この試合に勝ったことは大変なことだとは理解できた。
カーリングの祖国は英国だ。
ラグビーやサッカーでも、英国を破ることは日本チームの悲願である。
それと同じようなことが、カーリング界でもあるのだろう。

しかし、カーリングは面白い!
ところで、日本チームはチーム青森だけど、出身は4人とも北海道ですね。
これも面白い。

※写真は時事通信社。目黒さん、最後の1投。左から、石崎、目黒、本橋の各選手。


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