カーリングを観るということは、4年に一度のオリンピックくらいだが、
今日の英国戦は、カーリングの面白さをぞんぶんに堪能できた。
初めての経験だと思う。
ご存じのように、カーリングは4人で一チーム。
野球のように先攻後攻があって、10ゲーム(10回)で勝敗が決まる。
日本チームは、石崎、本橋、近江谷、目黒さんの順番でストーンを滑らす。
石崎さんがリード(1,2投担当)
本橋さんがセカンド(3,4投担当) 今大会好調
近江谷さんがサード(5,6投担当)チームのムードメーカー
目黒さんがスキップ(7,8投担当)チームリーダー この試合前までは本調子とはいえなかったそうだ。
一方、対戦相手の英国は日本に比べて格上のチーム。
特にスキップのミアヘッドさんは19歳とはいえ、全チーム中トップの正確な投球ができる選手。
今日も十分に実力を発揮してくれた。
この試合が大変エキサイティングになったのは、彼女のプレイによるところが多かった。
カーリングは、試合当日の氷の条件にゲームが左右されるという。
日本チームはより早く氷を把握でき、ゲームの主導権を握った。
そして、2度の大量点(3,5点)をあげて、英国を突き放した。
9回(第9エンドというらしい)の5点は目黒さんのスーパーショットだった。
テレビの前で興奮してしまった。
解説の方も感極まっていた。
この方は、今日の試合は、この大会だけでなく、日本カーリング界の未来が
かかっていると話しておられた。
その意味は私にはわからないが、この試合に勝ったことは大変なことだとは理解できた。
カーリングの祖国は英国だ。
ラグビーやサッカーでも、英国を破ることは日本チームの悲願である。
それと同じようなことが、カーリング界でもあるのだろう。
しかし、カーリングは面白い!
ところで、日本チームはチーム青森だけど、出身は4人とも北海道ですね。
これも面白い。
※写真は時事通信社。目黒さん、最後の1投。左から、石崎、目黒、本橋の各選手。
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