高橋大輔 黄金のステップでした。男子フィギュア。

もう相当昔の話になったけれど、ラジオドラマが放送される時間は銭湯の女風呂が空っぽに
なったという話を聞いたことがある。
確か、『君の名は』というドラマだった。
今度、デイサービスの利用者さんに聞かなくては。

なぜ、このような話を思い出したかというと、12時過ぎに自転車で街に出ると様子が変だ。
人通りが少ないぞ。特に女性が。

今日は運が悪く1時から診療所でサービス担当者会議を開かなくてはならない。
午前の外来が終わった後の医師を交えて会議を開くことになっていた。

いつもは、外来が長引いて、1時30分頃から会議を開くのだが、今日1時前に診療所に着くと、
なんと待合室にはだれもいない。
職員さんが、「外来の方が少なく、診療が終わってしまいました。先生が待っていますよ」
私、「！」（今日はみんな病院にも行かないのか）
急ぎ、会議を始める。
先生　「今日の会議は後が詰んでいるので（？）、急ぎましょう」。
というわけで、とんとん拍子に2名の方の会議が終了した。

私は、急いで近くのデイサービスを訪問した。
職員さんや利用者さんは、ちらちらテレビを観ながら、いろいろと作業をされていたが、
日本人選手が登場する頃になると、もう誰もテレビの前から動かなくなった。

織田君の「靴ひも事件」に固唾を飲み、高橋君の4回転転倒に言葉を失い、
立ち直る本人に比べ、観客はショックを引きずってしまった。
それでも彼のステップに酔いしれていた。

4回転に挑戦しての銅メダル。
歴史的快挙を観ることができました。
先生に感謝です。