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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

11月の介護

2012-11-13 20:53:28 | ケアラーのために
秋が深まるにしたがい(?)、両親の介護についての悩みも深まりました。
この秋からは両親ともにショートステイの利用が欠かせなくなりました。

もちろん、私自身が在宅で介護できる範囲を超えてきたということです。
父はこの8月からショートステイ中心の生活になりました。
母が8月に転倒し、肋骨骨折と内臓出血で入院して以来です。
母はそれまでは短い日数なら一人で自宅にいることができましたが、退院以来は母は自宅にいるときは私がいるようにしています。

父と母は同じショートステイですので、母がショートに行くときは父と一緒ということになります。
父が帰宅したときは母も自宅にいます。
なるべく一緒に過ごせるようにと配慮しています。
もちろん、母はショートステイにいきたくはないのですが。

もし父が特養に入ることになれば、母は同じ施設内にあるケアハウスの入居を考えています。
60年以上連れ添ってきた夫婦ですから、なるべく一緒がいいですから。

母にはケアハウスについてなんどか話をしたのですが、なかなか理解できません。
自宅に長くいたいという気持ちも強いです。
庭いじりが好きだし、友人も多いですね。

ただ、父が特養に入ってしまった時はどうなんだろうかと。
それでも自宅がいいのか。
本人も判断がつかないようです。

一方、母が自宅にいる限り、私が京都に帰れないということも頭にあります。

私自身も、両親を自宅から離すということに抵抗があるのですね。
なんとか今の生活を少しでも長く続けられないかという気持ちがあります。

両親ともに物事を決定するということが難しいだけに、私の決断の意味がとても大きいのです。

本当に悩みますね。

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