◆〜外国人視点の甲府の魅力!〜◆
★自己紹介★
こんにちは!市民レポーターの ”CHIKA”です。
5年前に台湾から山梨に移住し、3歳と7歳の子どもたちと一緒に、家族全員でお出かけを楽しんでいます。常に大自然や山に囲まれた生活を送ることは、新鮮な体験です。今回は、外国人の視点から甲府の魅力を見つけて紹介したいと思います。
今回は、甲府市内の「城東病院」周辺で行われたオレンジカフェと地元自治会のイベントで、アジサイを鑑賞しているところを取材しました。貴重な機会をいただき光栄でした。「オレンジカフェ」とは認知症の方とそのご家族、地域住民、専門職の誰もが気軽に集える場所のことです。日本の高齢者人口は多く、甲府市だけでもこのような施設が11ヶ所もあるそうで、このようなケアと安心感は非常に心強いものです。
イベント開始前の説明
参加者が順番に自己紹介
イベントメッセージ
展示された紫陽花
受付に飾られた花
イベントメッセージ
琢美地区自治会連合会の会長さんが到着すると、担当の看護師さんが今回の活動について説明を始め、参加者全員の自己紹介を行いました。皆さんすでに顔馴染みだったのか、会場は笑い声に包まれて始まりました。
城東病院外の橋
城東病院外の橋
会長さんの挨拶の中で「このイベントの目的の一つは、近所に住む皆さんが一体となり、地域資源を守り、多くの人が周囲の環境に目をむけ、地域に貢献することです。」とおっしゃっていました。
紫陽花と参加者
紫陽花と参加者
この日は前日の雨から一転、日差しが眩しい晴天でした。参加した方々は小さな橋を渡ると綺麗に並んだ美しいアジサイを見入っていました。参加者さんは看護師さんに誘導されながらゆっくりと歩いて、満開のアジサイを鑑賞していました。
普段はパートナーと一緒か、一人で楽しむことが多いかもしれませんが、このオレンジカフェの活動を通じて初めて会う人とも一緒に話し合ったり、意見を交換したりすることができます。杖を使っている人や車椅子に乗っている人も、このイベントに参加することができ、皆さんの生活が充実すると感じました。
慎重に摘み取っている会長さん
会長さんはいつもこの約170メートル続くアジサイの手入れをしているそうです。「このアジサイは全て寄贈されたもので、以前は道路沿いの家々に植えられていましたが、道路の整備のために廃棄されるところを私がもらい受けてここに植えました」と話しながら、慎重にアジサイを摘み取っていました。
慎重に摘み取ってる会長さん
会長さんは「今ではこのアジサイが皆さんの心に喜びを与え、帰宅途中の子どもたちや近所の住民が花を見に来るようになりました。ここのアジサイは地域の皆さんの生活の一部になっています。」とおっしゃっていました。
摘み取ったアジサイはオレンジカフェの参加者の皆さんへ贈られました。この小さな贈り物が、皆さんが家に帰った後も心の癒しとなることを願っています。
手より大きい紫陽花
ここに咲くアジサイは本当に大きいと思いました。ここのアジサイは、雑草を取り除き、肥料を与え、地域の方々と甲府市が協力して育てているそうです。環境に配慮しているため、川に流れても問題ありません。
角のベンチ
日本では環境を大切にしていると改めて感じました。アジサイが咲いていた近く川の堤防の一角には、新しくなったベンチが設置されており、地域の方がアジサイを眺めながら座って休憩できる場所になっていました。
今回は「地元で生活し、地元で働き、地元に貢献する」という日本の文化を体験しました。次回はどんな体験が待っているのでしょうか?次回を非常に楽しみにしています。
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