昨夜来の激しい雨も午前中に上がったが、湿度が90%を越す蒸し暑さになった。
午後は薄日が射すこともあったが、黒い雲が時々空を覆う、はっきりしない一日だった。
朝のうちは作業場に入って、下塗りの終わった家具の研磨と中塗りをした。
午前のテレビ番組で、旧友の家族が出ることを聞き、部屋へ戻って中京テレビの「グッと!地球便」を見た。
この番組は、日本の家族と遠く離れて海外で暮らす家族をつなぐドキュメンタリーで、その国の文化や生活などもあわせて伝えている。
11年前に南米の民族楽器「チャランゴ」を修得するため、単身アルゼンチンに渡った女性とその母親や亡き父親の想いをつないでいた。
今は本場のアルゼンチンでチャランゴの独自の演奏スタイルを確立したが、父親はそれを知らないまま還らぬ人となってしまった。
アルゼンチン行きを大反対した父に成功を見せられなかったこと、溝が埋まらなかったことが心残りだと言う彼女に、母親の「亡くなる前に活躍を聞いてホッとしていた。天国できっと喜んでいる。」という言葉で番組を締めくくっていた。
彼女の父親とは高校以来の友達で、商社マンとしてスペインや中南米を中心に活躍し、帰国後も事あるごとに旧交を温めていた。
ラテン系のような明るさと逞しさを持った彼は、常にエネルギッシュで、突然の訃報を聞いた時の衝撃は大きかった。
11年ぶりの再会で、お互いに語り合うことは出来なかったが、彼の逞しさを娘さんが受け継いでいることを知り安堵した。
連絡を受けたけれど『チャランゴって何だ?』
と思っていました。
楽器だったんですか?
あれからもう、11年も経ったんですね。
テレビの画面を載せてくれてありがとう。
番組で放送された何倍かの大変や物語が
あったことでしょう。
何処の家庭にも色々な「物語」がありますね。
我家のように平凡な家庭にもそれなりにありますから。
日本テレビ系の放映だったようだけど・・・
踊りながらチャランゴを弾く姿は、すっかりアルゼンチンにとけ込んで素敵だった。
ドラマはどこの家庭でも繰り広げられていますね。
人生を豊かにしてくれるものばかりだといいけど・・・
今日が命日ですか・・・
飛騨は晴れ男のお父さんと同じように今日は快晴です。
以前、Mariさんの音楽について相談を受けたことを思い出します。
豪放磊落な彼も、あなたのことを気にかけていたようです。
いいお父さんですね。