名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

米作り、はじめの1歩

2009年04月24日 | セカンドルーム

 

新緑の季節はもう少し先になるが、灰色だった山の広葉樹が少し色づいてきた。
これから山肌の色は日ごとに変わり、山全体が盛り上がっていく。
今日も風は冷たいが、野良仕事をするには大汗をかかなくて済むのでちょうど良い。


先日、中断したままになっていた田んぼの畦の補修と、田を2枚に分けるための畦作りをやり終えた。
あとは畦を台形に形を整え、表面に泥を塗って水漏れを防げば畦は完成する。


水源から田へ水を引くための溝を掘り直し、通水テストをしたら上手く田まで流れた。


水は山の湧き水を引いてくるので、飲料にもなる良い水だが、稲を育てるには冷たすぎるようだ。
以前、ここで米作りをしていたおじいさんは、いったん水を溜めて温めてから田に入れていた。
水管理が一番難しいが、水温を上げて稲が欲しがる時に与え、不必要な時に水を抜けば丈夫に育つと言っていたことを思い出す。
次のステップは、「あらくれ」(飛騨地方の方言で、荒起こし・田起こしのこと)で、田の土をひっくり返して酸素を供給し、溜まったガスを放出する作業が待っている。

 

コメント (4)
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