名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山あいの畑

2009年04月09日 | セカンドルーム

 

集落から渓流沿いに林道が上流へと続いている。以前は農作業や山仕事で利用されていたが、今は人に会うことはめったに無い。
冬は雪が深くて歩けないが、それ以外の季節は散歩コースの一つになっている。

 
渓流は長靴を履いて浅瀬や岩伝いに沢歩きをすることも出来るが、まだ雪解け水で水量が多くて入れない。
春の陽光に輝くせせらぎは、水ぬるむ感じだが、手を入れると切れるような冷たさだった。
犬も暑い時は体ごと入ることもあるが、まだ浅瀬を見つけて遊ぶ程度だ。

 
林道沿いには、耕作しなくなった田畑や作業小屋などが、僅かな平地に姿をとどめている。


耕作を止めて年数を経た田は杉や桧が育ち、止めて間が無い田畑は小さな雑木やすすきなどで覆われている。


去年までは、二組の老夫婦が奥で農作業をしていたが、今年はどうなることだろう。
ぼつぼつ畑仕事が始まる時期になってきたが、山あいの田畑は鶯の鳴き声と、せせらぎの音以外は何も聞こえてこない。

コメント (2)
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