顧客満足度
高校公民空間の第一原理は「顧客満足度」である。私たちは「顧客満足度」をもって教員評価の第一原理とする。
したがって、私たちは「生徒による教員の授業評価」を第一義と考えている。私たちは大学人ではない。したがって、業務を「研究」とは考えない。あくまで、生徒による授業満足度をもって、「業績」とする。これまで、あまりに〈顧客〉という角度を生徒に適用してこなかった。
価格競争は目的ではない
これが大変難しい問題だ。高校公民空間は「熟練工組合」という側面をもつことを第一にする。したがって、現在、散発的に制度化されてきた「FA制度」を前提とする。FA制度を成立させること、それも顧客満足度を原理とした評価制度を確立させながら、FA制度に耐えうる能力を前提とする。
専門分化
① 倫理・現代社会・政治経済
厳密にいえば、このそれぞれさえ、絶望的に範囲が広いのだ。経済学、法律学、政治学、財政学・・・ざっと『政治経済』だけでもこれだけの広さをカバーする。しかし、当座私たちは科目をもって専門の分化の単位とする。
② 進学と教養
私たちは進学的知識熟練を「熟練」と見なす。それは、①のとおりである。しかし、従来無視されてきた「教養」をも絶対的な顧客の需要と考える。これが大学人がほとんど考えてこなかった点である。大学人の授業に対するあまりの無関心を想定してみたい。私たちは、大学においても「レッスンプロ」を制度化することを提案する。私たちは「教養」をも「ニーズ」にしうると考える。それはスローガン的にいえば
「カネ払ってでも映画を観にいかないか?映画は受験に関係あるか?お笑いを見ないか?落語を聞かないか?彼らは「熟練度」が低いのか?」
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