以下の文章は、先頃行ったコンテストの結果、上位に選ばれたものです。あまりにも保守的な、あまりにも前近代的な、あまりにも！
講座・現代社会a １位
HUNTER
なくなる必要があるのか？確かになくなった方が気が楽でいいかもしれません。僕自身もいやです。ですが、人に物を教わる、「教えてください」という意志で来ている人もいれば、いやいやでる人もいる。その「教えてください」、金を払って来て教えてくださいって言っているのだから『道徳』からしてそういうことは少しまちがっていると思います。いやいや出て「授業態度点は何点ですか？」という人は学校をやめればいいのです。そもそも「法の支配」というのは、人がそれぞれ『道徳』が守れる、元からできているものとして法はできているので、聞くのはまちがいかもしれません。まあ、たしかに自分は先生の意見に賛成ですが、仕方なくあきらめる方がいいと思います。
講座・現代社会ｂ １位 現代社会a ３位
抹茶プリン
授業態度点が残るのは、真剣に授業を受けている人とそうでない人とで、しっかりと評価を分けるためです。先生たちなりに、真剣に授業を受けている人が損をしないようにするために考えてくれています。もし、授業態度点が消えたら、真剣に授業を受ける人が減るので、授業態度点が残り続けるのです。
私はなくなる必要はないと思います。なぜなら上記にもあるように、もし授業態度点がなくなったら、真剣に授業を受ける人も減り、積極的に勉強を学びたいと思っている人も
「どうせ、真剣に授業聞いても意味ないし。」と考えてしまい、頑張る気力も半減するからです。
講座・現代社会a ２位
ひまわり
授業態度点がなければ、授業を受けている生とみんな自分勝手に行動してしまうと思う。テストだけがんばれば成績はもらえるのだから、授業はどうでもいいと考える人が増えてくると思う。授業をスムーズに進めるためにも、授業態度点は残り続けると思う。
法の支配にすると、ゆとり教育が成立しなくなるし、もし法の基準で授業をしたら、先生一人に対して多人数の生徒の授業態度点を公平につけるのは難しいと思うから、明確な基準はつけず、人の感情で支配するしかないと思う。ので、法の支配にはならない。
講座・現代社会ｂ ２位
ALO
どうして授業態度点が残り続けるのか？僕は簡単に言えば「やりにくくなるから」だと思う。確かに授業態度点は人の支配かもしれないが、学校そのものは法の支配のもと、ルールにのっとり運営されていると思うので、その風紀を乱す恐れのある行いは、極力避けるべきである。大げさかもしれないが仮に授業態度点をなくし、授業中何をしてもいいということになると、たちまち学校という社会は崩壊するでしょう。例えば、授業中に皆が食事をしていたら授業が進むはずがないし、自分だけにとどまればいいが、エスカレートすれば他の生徒に迷惑をかけるもの、さらには法にふれる事件にも発展する可能性もあります。なので、それを事前に抑制することも教師の立派な仕事だと思います。授業態度点をなくすと法にふれるほどの社会問題に発展することは明らかだし、わざわざそれを誘発する行いをすることは大馬鹿であると考えます。
講座・現代社会ｂ ３位
フータ２号
授業態度点がなくならない理由を考えてみた。まず、学校の仕組みに理由があるんじゃないかと考えた。学校は教師という絶対的強者に従うことで成立している。小学校時代からこうした支配関係を続けてきた結果、そのことに対して何も疑問をもたなくなってしまうのではないかと。こうなってしまう原因には、過程にもあると思う。学校にまかせっきりでは、子供は学校の支配関係を中心とした考え方しかできなくなってしまう。正直、学校教育では考える力はつかないので家庭教育で補って行くべきなのだが、その家庭も学校教育から生まれたものであり、学校に疑問をもたないので、結果まかせっきりになってしまう。でも中には、疑問に思う子供もいるだろう。しかし、学校という組織では言えないのだ。いやむしろ、言えないように教育しているのだ。教師は絶対的で、教師がつける授業態度点は正しいのだと。なので、それに対して文句を言うのは言語道断だと。たとえ疑問に思ってもそう考え、納得してしまうのだ。
この現社の授業でみんなに授業態度点は主観的か客観的かについて聞いたときにもそれを感じた。「教師がつけたんだから、正しい。だから客観的なのだ」と。
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