高校公民Blog

高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)教育に関連したBlogです

どこから来て、どこへ行く――単位制のクラス

2006-12-08 02:54:12 | 単位制システム革命
いま、単位制高校で従って問題なのは、ゲゼルシャフトとしての集団の形成という困難を教員が自覚できないということです。公共空間というものを人為的に形成する必要があるということです。そのツールと、組織形成の能力が教員にないのです。  集団の形成方法は、わかりやすくいうと、 「この指とまれ!」 を原理にするよりないのです。同じ旗のもとに集まるという原理こそが単位制の命なのです。それは、集団がトップダウンであることを要請します。理念を高くかかげ、しかも、周知するだけの力と、説得力を必要とするのです。  授業集団は本当は私はみかん箱を立て、大衆の皆さんに、 「いらっしゃいませ!私の授業はこんなに魅力的ですよ」 と訴えるよりないのです。 . . . 本文を読む
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