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映画「鬼滅の刃」が空前のヒットになる中、大川隆法・幸福の科学総裁の元に霊界の「鬼」が出現する事案が相次いでいる。10月28日付本欄でも、「黒鬼」と名乗る鬼の出現を伝えたが、今回現れたのは、「鬼ヶ島の鬼」だった。
鬼ヶ島の鬼は、映画「鬼滅の刃」の鬼の描写が「鬼霊界の真相と違う」として、「鬼の正体」「鬼の発生原因」などについて語った。また、翌日には、草津赤鬼が総括を行い、若者へのメッセージを語った。霊言は合わせて、「鬼学入門─鬼ヶ島の鬼が語る『鬼滅の刃』と『桃太郎』─」(音声のみ)+「草津赤鬼の霊言」(音声のみ)として、幸福の科学の施設で開示されている。
本来、「御神剣」でなければ鬼は斬れない
鬼ヶ島の鬼は、映画「鬼滅の刃」について、実際の鬼霊界との相違点を語った。
創作物であっても、「疑似霊界ができて、1千万人も見たらそういう霊界は出来上がっちゃうんだよなあ」と苦言を呈し、映画の描写について、「化け物が鬼のふりをしている」などと語り、ちゃんと鬼の世界の取材をして描くよう、苦言を呈した。
この鬼は、「桃太郎と戦った感じはする」と瀬戸内海での戦闘について語り、「桃太郎といわれている人はいる」と証言。鬼の正体は「大和朝廷に平定された豪族」であることなどを語り、桃太郎については「天から送り込まれたもの」で、日本神道の神とも関係があることが明かされた。
また、桃太郎は「英雄伝説の原型ではあろうけれども、英雄伝説は必ず救世主伝説とつながるもんだからなあ」とし、映画の主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)との違いは「神の霊流を引いていた」ことと指摘。「自分の力を、神のために使おうと思うて鍛えておったからやろうな。復讐のためじゃなくてな」として、「御神剣(ごしんけん)」でなければ鬼は斬れないと、精神的パワーの重要性を語った。
「草津赤鬼」が若者を熱く指導
翌日、大川総裁は、「草津赤鬼」を招霊(参考: 草津温泉には地獄の執行官・草津赤鬼がいる )。映画「鬼滅の刃」の総括について語った草津の赤鬼は、背景に「エジプトの時代」から歴史的にも繰り返されてきた、年長者と若者の対立があると指摘した。
「鬼ヶ島の鬼」が言及した「桃太郎」について、草津赤鬼は「私心がない」「早く世の中のお役に立とうという気持ちで自分を鍛えている人は頼もしい存在」として、「鍛えても自分のものにしようと考えているやつは、警戒される」としている。
若者に対しては、「鬼は、もう一つの使命として、人生の厳しさを教えなあかんな」とし、人生や仕事についての姿勢を多方面から指導していると語った。例えば、宗教書や古典的名著について、ダイジェストを見て読んだつもりになったり、スマホで検索するなどして原典を読まない若者について、「頭がよくなくて、薄っぺらいせんべいみたいになっていることに気が付いていない」などと警告した。
草津の湯で、千数百年にわたって人々を癒し、「悪い奴を見つけては懲らしめる」といった仕事を続けてきた「赤鬼」。その実績に裏打ちされた言葉には、年齢を問わず、思わず背筋が伸びる。日本霊界の秘密が、さまざまに明かされた霊言となった。
本霊言では他にも、以下の論点について言及があった。
【鬼ヶ島の鬼】
- 正しい日本の歴史観からの「鬼の発生」とは?
- 映画の「鬼殺隊」はどう見える?
- 現実の鬼はこんなにナイスガイ!?
- 桃太郎の仲間の犬・猿・キジとは?
- 明治維新の時に現れた「鬼」とは誰か?
- 神武東征の意味とは何か?
【草津赤鬼】
- エリート主義の若者が見落としているもの
- コンピューターの世界の「虚業」とは
- 奈良の大仏建立の隠れた意義
- 「桃太郎」伝説の真実とは?
- 映画「夜明けを信じて。」にも描かれた大川総裁の姿をどう見るか