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秋の彼岸に考える、それでもお墓が必要な理由

2019年09月24日 06時36分06秒 | 日記

秋の彼岸に考える、それでもお墓が必要な理由

 

秋の彼岸に考える、それでもお墓が必要な理由

 
8月下旬に東京で開催された「エンディング産業展」では、新しい葬儀の展示が注目を集めた。

 

日本では、一年のうちで昼と夜の長さがちょうど同じになる3月下旬の春分と9月下旬の秋分のころを「お彼岸」と呼ぶ。この時期に、お墓参りをする人は多いだろう。

 

しかし、「お墓は不要」と考える人も多くなってきている。

 

例えば、遺骨をダイヤモンドに加工する「ダイヤモンド葬」やパウダー状にした遺骨をバルーンに入れて宇宙へ"葬送"する「バルーン宇宙葬」、さらには、遺灰を収めたカプセルをロケットに搭載し、宇宙へ打ち上げる「宇宙葬」など、新しい葬儀が注目を集めている。

 

「バルーン宇宙葬」では、好きなバルーンを選んで飛ばすことができるという。

 

特に都市部では土地代が高いため、お墓を新しくつくるのが難しくなっている。お墓の跡地にマンションが建てられているのは、その象徴だ。また、仮に先祖から続くお墓があっても、子孫への継承や維持が難しいため、墓じまいをするケースも増えている。

 

つまり、お墓をつくるより、遺灰を海に撒いたりして"終わり"にした方が、安上がりで済み、後の心配も少なくて済むということだろう。しかしこれは、お墓を、遺族にとっての「記念碑」や、単なる伝統としてのみとらえているからこそできるやり方でもある。

 

 

「自分が死んだ」ことが分からないという現実

しかし実際には、お墓をつくることは、亡くなった方にとっては極めて「切実」な意味がある。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は2017年10月、亡くなってから半年が経った渡部昇一氏の霊を招霊した。その際、渡部昇一氏の霊は、お墓の大切さについて、このように語っていた。

 

今、何て言うかなあ。無信仰で、無宗教で、そういうもの(葬儀などの儀式)は要らないし、老後の資金が惜しいから、ケチろうとしてる人が増えてきていると言ってるけど、単に灰になって海なんかに散骨されたら、そのあと、ちょっと動揺してる人なんかはいるんじゃないか。

(中略)

やっぱり、そうは言っても、ちゃんと葬式をやってもらって、お墓っていうかなあ、そういうものがあったほうがいいような気はするよ。なんかね。

 

やっぱり、ときどき死んだことを確認しないとよくないし、それを確認できない人は、死んだかどうかが分からなくて、けっこう、この世のへんをうろうろしてる人もいっぱいいるような。病院とかね、そのへんか、あと、家のなかにいる人もいるようだから」(『渡部昇一 死後の生活を語る』より)

 

人間は亡くなった後も、魂として存在する。大川総裁の霊査によれば、「自分は死んだ」ということすら確認できず、地上で迷っている魂が増えているという。

 

死んだ後にまず、「自分が死んで、魂という存在になった」ことを自覚して初めて、あの世へと向かうことができる。葬儀を行ったり、お墓が存在することで、自分が死んだことに気づき、救いのきっかけが与えられるのだ。

 

お墓には、一種の"アンテナ"のような役割がある。お盆やお彼岸の時に、生きている人がお墓参りをすると、お墓を通じて、亡くなった方の霊と気持ちが通じることがある。冥福を祈り、感謝の思いを伝えることが、地上で迷っている霊の救いのよすがともなる。

 

「それでもお墓が必要な理由」は、ここにある。

(飯田知世)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『あなたは死んだらどうなるか?』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2079

 

幸福の科学出版 『渡部昇一 死後の生活を語る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1944

 

【関連記事】

2015年11月号 「お寺が消える時代」に考えたい 本当に安心できる「終活」 Part1

https://the-liberty.com/article.php?item_id=10217

 

2014年9月23日付本欄 【終活論(1)】「お彼岸」のスピリチュアルな真相とは?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=8447

 

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「神は正義と共にある」 香港カトリック教会神父が語るデモ活動の今(前編)

2019年09月24日 06時33分51秒 | 日記

「神は正義と共にある」 香港カトリック教会神父が語るデモ活動の今(前編)

 

「民主的な普通選挙の実施」など「5大要求の実現」を求めてデモが続く香港。10月1日の、中国建国記念日にあたる「国慶節」までにデモが鎮圧されるのではないかという見方も強く、武力行使に出る可能性も否定できません。現地では、警察がデモ隊に対して催涙ガスを浴びせたり放水したりしているほか、民主活動家が次々に逮捕され、「警察の暴力によって死者が出た」という告発まで相次いでいます。

 

そんな中、数多くのキリスト教会の信者がデモ活動に参加しており、キリスト教会はデモ活動を陰ながら支援しています。避難してきた活動家を受け入れている、あるカトリック教会の神父に話を伺いました。今回は、その前編です。

(聞き手 幸福の科学国際本部 諸岡由憲)

 

◆      ◆      ◆

 

──キリスト教会は反政府活動をしている人たちを受け入れて、政府からにらまれたりする恐れはないのでしょうか?

神父: それは私の知るところではありません。私はただ教会の扉を開けただけです。ここは365日、朝7時から夜10時まで開いています。そして、教会はすべての人のためのものです。誰であろうと求める人を拒むことはありません。ここは民間セクターですから、捜査令状がない限り警察は入って来れません。香港の法律でそのように定められています。

 

──今の香港の状況をどのようにみていますか?

神父: 政府が改心するのを待っています。政府は毎日のように暴力を用い、毎日のように嘘をつき、暴力団まで使って人々を脅し、抑圧しています。人々を怖がらせ、抗議を続ける意思を挫くために、彼らは雇われているのです。

 

でも、ご覧なさい。キャリー・ラム行政長官をはじめ香港政府のリーダーほぼ全員が実はカトリックですよ。内面では良心の痛みを感じているのか、権力を持って神を忘れてしまったのか、それとも自分こそ(何百万の市民に虐められている)被害者だと思っているのか、わかりません。

 

中国共産党は、プロテスターたちがなぜ抗議しているのか、何を要求しているのかなど、まったく関心がありません。政府の方針に異議を唱えるものはただ反乱分子としか見なされず、最後は北京にしょっ引かれることになります。政府は王様なのです。

 

──そうした状況の中、神は神父であるあなたに何をすることを求めていると思いますか?

神父: 常に正義の側に立たなくてはなりません。神は正義と共にあるからです。「罪を憎んで人を憎まず」という考えはもちろん大事です。でも、その前に罪人は悔い改めなくてはなりません。

 

──中国本土と違って、香港では多くの人々が信仰を持っていますね。

神父: 約60万人がカトリック、50万人がプロテスタントと言われ、7人に1人がクリスチャンですね。この教会ができたのも19世紀の半ばですから、香港のキリスト教には長い歴史があります。

 

──中国本土では多くの教会やモスク、寺院が破壊されています。

神父: そうです。やがて香港にもやってきます。突然来ることはないでしょうが、共産党は様々な策略を用いて宗教勢力の力を抑え込もうとしています。私たちのコミュニティーに侵入し、仲違いをさせ、コミュニティーを分断するのです。

 

例えば、中国本土には「中国天主教愛国会(Chinese Patriotic Catholic Association)」というのがあります。バチカンとはつながりのない、共産党公認のカトリックを自称する教会です。こうした教会をつくって、クリスチャンを親政府か否かで分断するわけです。

 

そこでは、信仰の篤さではなく共産党員であることが、指導的役割を担う条件になっています。彼ら(中国共産党)は、自分たち自身を「神」だと思い、「神も共産党に服従すべきだ」と考えているのです。

 

また、中国本土で、最初に共産党政府に協力したのは仏教と道教でした。私も以前仏教を勉強しましたが、仏教には慈悲の教えがあり、慈悲に基づく自己犠牲を尊んでいます。本当の仏教は、人々の良心を磨き出すものだと思います。しかし仏教や道教の人々は、「我らこそ中国土着の宗教で、キリスト教は外来の宗教だ」と言いました。共産党はこうしたことを利用して、人々の団結を妨げ、分断し、力を弱めようとするのです。

 

──あなた自身が実際にそうした政府の策略に気づいたということはありますか?

神父: 例えば、香港警察がプロテスターを装ってデモ隊に紛れ込み扇動していましたね。あれが共産党の常套手段です。教会の信者の中に紛れていることもあるでしょう。学校の教師の中にも、共産党のスパイが入り込んでいます。多くの場合、高給や出世などと引き換えに買収されるのです。

 

ですから、常に良心が問われています。どちらが人々にとってよりよいのか、神の正義はどちらにあるのか、また、自由や人間の尊厳はどこにあるのか、ということを考えなくてはなりません。

 

──神は、香港にどうなってほしいと願っていると思いますか?

神父: 歴史を後戻りさせることはできません。経済力のある一部の人たちは香港を離れて他の国へ移住していくでしょう。しかし、大部分の目覚めた香港人はこの地に残って正義のために戦い続けるでしょう。彼らの決意はとても強く、何をすべきかを理解しているのです。

 

人類の歴史において、神はこの香港の出来事を、人々の良心を呼び覚まし、正義とは何かを教え、救済する機会としようとされているのだと思います。正義が脅かされている状況下で、人々の良心はいっそう研ぎ澄まされていきます。カトリックであろうとプロテスタントであろうと仏教徒であろうと関わりなく、これがいちばん大切なことだと私は思います。

 

──例えばインドやアフリカなどでこのレベルの抗議活動が起これば、必ず暴動になり、多くの人々が亡くなるのではないかと思います。

神父: そうですね。通常なら、大勢が殺され、店は壊され、強奪され、車は燃やされるでしょう。しかし、香港では抗議運動が三カ月以上も続いているにもかかわらず、一枚のショーウィンドウも割られず、一台の車も焼かれていません。彼らが地下鉄駅を破壊したのは、警察の協力者と見なしているからです。

 

8月31日、香港地下鉄は乗客たちを太子駅に閉じ込め、その上で警察に襲撃させました。でも、彼らは線路を破壊したりしません。壊すのは出口のガラスや駅構内の監視カメラなどごく一部だけです。プロテスターたちは、香港市民のものは何も破壊していません。「良心」に基づいて行動しているからです。

 

レンガや火炎瓶を投げていると言っても、警察が市民を実際に殺害していることと比べたらまったく取るに足りません。警察の暴力に比べればまったく暴力的とは言えないことを、私たちは皆知っています。

 

警察は暴力団まで使っていますが、その多くは香港市民ではなく中国本土で雇われ、市民に乱暴し、金をもらってまた本土に戻っていきます。一方、お金をもらっているプロテスターなど、一人もいません。

 

政府も警察も、まるで悪魔に憑依されているようです。(続く)

 

【関連記事】

2019年9月18日付本欄 「中国も民主化すべき時」: 香港の民主派弁護士アルバート・ホー氏インタビュー

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16256

 

2019年9月18日付本欄 香港政党「香港衆志(デモシスト)」副主席が語る 香港デモの未来と日本への期待

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16254

 

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ザ・ビートルズが"再集合"でファン歓喜 愛され続ける魅力の先にあるもの

2019年09月24日 06時31分49秒 | 日記

ザ・ビートルズが"再集合"でファン歓喜 愛され続ける魅力の先にあるもの

 

イギリスの伝説的バンド「ザ・ビートルズ」の元メンバー、リンゴ・スターさんとポール・マッカートニーさんが故ジョン・レノンさんの楽曲をカバーしたことが発表され、世界中のファンから歓喜の声が上がっています。

 

2人が演奏したのは「グロウ・オールド・ウィズ・ミー/Grow Old With Me」。ジョンさんが他界する直前に作った曲で、さらにアレンジにはビートルズのメンバー、故ジョージ・ハリスンさんの「ヒア・カムズ・ザ・サン」が入っているとリンゴさんは述べています。つまり、この曲には4人全員が存在するのです。

 

世界中で愛されているビートルズ。10月11日より公開の映画「イエスタデイ」も、ビートルズが存在していない世の中を舞台に、一人だけビートルズを知っているシンガーソングライターが、ビートルズの名曲を歌うことで一躍スターダムにのし上がる姿を描いています(9月30日発売の本誌11月号映画コーナーでも紹介)。

 

結成からおよそ60年が経つ今も大きな影響力を持ち、新たなファンを増やし続ける、その色あせない魅力はどこにあるのでしょうか。