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香港の政治トップ「私は中国人です」教育推進を宣言 中国の香港への圧力は強まる一方

2017年06月26日 06時21分35秒 | 日記

香港の政治トップ「私は中国人です」教育推進を宣言 中国の香港への圧力は強まる一方

香港の政治トップ「私は中国人です」教育推進を宣言 中国の香港への圧力は強まる一方

 

 

《本記事のポイント》

  • 香港の新行政長官が「中国人意識を高める教育必要」
  • 香港人の多くは「自分は中国人ではない」との意識
  • 香港内外で民主化を後押しする動きを

 

香港政府のトップである行政長官に7月1日に新たに就任する林鄭月娥(キャリー・ラム)氏はこのほど記者会見を行い、幼少期から中国人意識を高める教育を行う必要性を主張した。

 

林鄭氏は、「『私は中国人です』という概念の養成をすべきだ」と述べ、中国史を中学校の必修科目とする考えを示した。

 

1997年の中国への返還後、香港では2003年ごろから「愛国教育」の導入が進んだ。この「愛国教育」とは、「香港は中国の一部である」という意識や、中国共産党の偉大さを教え込み、香港人を中国人として教育するというものだ。

 

香港政府が2012年、中国共産党に都合よく解釈された歴史を盛り込んだハンドブックの配布を行い、本格的な「愛国教育」へ踏み切ろうとした。すると、香港で大規模な反対デモが起こった。この時、愛国教育の本格化は断念されたが、林鄭氏の主張は、愛国教育の流れを再度打ち出すものといえる。

 

 

香港人の大部分は「自分は香港人」と回答

林鄭氏が愛国教育を進めたい背景には、香港の若者を中心に「中国離れ」が進んでいることがあるとみられる。

 

香港大学が最近行った世論調査では、自らを「香港人だ」と回答した人は63%である一方、「中国人だ」と回答した人は35%にとどまった。実際に本誌が2015年に香港を訪問して街頭インタビューを行った際も、数多くの香港人が中国を"Mainland China"と呼んで香港と区別し、自分を「中国人」とは考えていないと語っていた。

 

教育を通じて香港人のアイデンティティを無理やり変化させようとしていることこそ、一国二制度で保障された民主主義が失われつつあり、中国共産党に都合の良い統治が始まっていることを示している。

 

 

民主派は7月1日に大規模デモを計画

もちろん香港国内には、こうした流れに抵抗する勢力も存在する。「民主派」と言われる人々だ。その勢力の1つである「香港衆志」のメンバーが6月半ばに来日して記者会見を行った。

 

「香港衆志」は雨傘革命の中心となって動いた学生団体「学民思潮」のメンバーがリーダーを務めており、今回来日した黄之蜂氏と周庭氏もその中心人物だ。記者会見では、香港の一国二制度が侵害された状況にあると習近平政権を直接的に批判。民主派のメンバーは、7月1日の行政長官就任、香港返還20周年に合わせてデモを行う予定だという。

 

民主派の動きが高まる一方、中国共産党も黙ってはいない。7月1日に合わせて、中国初の空母「遼寧」を香港に派遣し、習近平国家主席も香港入りする予定だ。中国政治の最大のヤマ場である中国共産党全国代表大会を今年秋に控える習氏は、香港の民主化の流れを封じ込め、権力を集中したい考えとみられる。

 

 

香港内外で中国の圧力を跳ね返す動きを

香港における「法の支配」を守り、一国二制度の順守を求める活動を続けることは重要だ。しかし、中国が今後ますます香港への支配を強めていくことは明らかだ。香港内部の民主化運動をさらに後押しするためには、国際メディアによる発信や、日本やアメリカを始めとした自由・民主主義国家が連携し、中国に圧力をかけていく動きが必要だ。(祐)

 

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ひらめきを得るための究極の秘訣 数学者・岡潔、天からの講義

2017年06月26日 06時19分43秒 | 日記

ひらめきを得るための究極の秘訣 数学者・岡潔、天からの講義

どうしたらアイデアをひらめくのか。難問をどう解決すればいいのか。

 

職種を問わず、現代人にとっては切実な悩みだろう。

 

仕事の企画が思いつかなければ、焦りに追われる。物書きであれば筆が進まないことで胃がキリキリと痛む。研究者が行き詰まれば、それこそ塗炭の苦しみを味わうこととなる。

 

こうした「ひらめき」に関して、不思議なエピソードに満ちているのが、世界的に有名な日本人数学者の岡潔(1901~1978)である。

 

例えば、「車でトンネルを抜けて、海がパッと見晴らせた瞬間に難問が解けた」「夏休みに北海道の友人を訪ね、ソファーで寝てばかりいたところ、論文のもとになるひらめきを得た」といったものだ。

 

岡博士は「多変数解析関数論」の論文で、世界的な問題を解き明かしているが、論文一つ一つのあまりの独創性に驚いた数学者が、「オカとは数学者の団体の名前だと思っていた」と評するほどだった。エッセイの執筆でも、仏教や日本神道など宗教や、「情緒」と言われる日本人の心のあり方、文明論にも言及した。

 

現代を生きる日本人、そして科学者に対して、岡博士なら何と言うのか。

 

大川隆法・幸福の科学総裁が霊界の岡博士の霊を招霊した際のやり取りを収録したのが、このほど発刊された『数学者・岡潔 日本人へのメッセージ』である。

 

招霊された岡博士が繰り返し訴えたのは、「この世ならざる世界に入り込み、そこにあるものを見てくる」という精神統一の重要性だった。そしてこれが、宗教修行によって得られるものであると説いた。

 

生前の岡博士は、「自分が数学をやるのは、数学という表現方法を通して、自分の心を表現しているのだ」と発言していた(ミチ夫人の手記より)。

 

今回の霊言でも、岡博士はこのように語っている。

 

数学の論文と言っても、結局、心のなかの風景の中のなあ、山に囲まれたその草原のなかに、ピーンと一本立ってるスミレの花を探す、それを見つける子供のような境地なんだよな

 

さらには、「心を透明にして、濁りを去っていくときに真実が見えてくる」と、宗教的な修行を経ての悟りの追及が、科学者にも必要であると説いた。

 

岡博士が繰り返し訴えた「精神統一」が、現代では見失われている。それによって、日本人は本来の力を発揮できなくなってしまっているのかもしれない。「宗教とはご縁がない」という研究者こそ、ブレイクスルーの鍵を岡博士の言葉からぜひ見つけていただきたい。

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『数学者・岡潔 日本人へのメッセージ』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1867

 

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