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もしアメリカが北朝鮮を攻撃したら日本は? 元自衛隊幹部が語る(前編)

2017年06月06日 06時28分49秒 | 日記

もしアメリカが北朝鮮を攻撃したら日本は? 元自衛隊幹部が語る(前編)

もしアメリカが北朝鮮を攻撃したら日本は? 元自衛隊幹部が語る(前編)

 

 

元陸自化学学校副校長

濱田 昌彦

プロフィール

(はまだ・まさひこ)1956年、山口県生まれ。80年に陸上自衛隊に入隊し、化学科職種で約30年間活躍した。著書に『最大の脅威CBRNに備えよ!』(イカロス出版)。

北朝鮮が3週連続でミサイルを発射し、日本人の大多数が「ありえない」と思っていた日本へのミサイル攻撃が「もしかしてあるかもしれない」に変わりつつある昨今。

 

全国の書店でこのほど発売された本誌7月号の特集「北ミサイルから家族を守る」では、陸自化学学校の副校長を務め、地下鉄サリン事件や福島第一原発事故にも対処してきた元自衛隊幹部の濱田昌彦氏にインタビューしました。

 

紙幅の関係で紹介し切れなかったインタビューのロングバージョンを、2回に分けて掲載します。今回は、その前編です。

 

◆                  ◆                  ◆

 

北の脅威は「核ミサイル」だけではない

――北朝鮮からの攻撃にはどのようなものが想定されるでしょうか。

濱田昌彦氏(以下、濱): 北朝鮮の脅威は、核ミサイルだけではありません。化学兵器を搭載したミサイルや、さらに工作員による「化学兵器テロ」なども考えられます。

 

北朝鮮の化学兵器について日本ではあまり報道されませんが、お隣の韓国は北朝鮮の化学兵器に強い危機感を持っています。韓国政府は国民に対して、一人当たり1個のガスマスクの保有を勧めています。金正男氏のVX暗殺事件以降、韓国国民のガスマスクへの関心が高まり、韓国内ではガスマスクは品切れ状態です。

 

基本的にこういう話題はお茶の間に上がるような話題ではないし、マスコミも触れないので、日本人はあまり知らないですよね。

 

しかし、朝鮮半島の情勢が緊迫する中、何が起こるか分かりません。アメリカは北朝鮮を攻撃しないという人もいますが、そんな保証はありません。

 

 

――アメリカによる軍事行動はあると見ますか。

濱: あると考えておくべきだと思います。あると考えて実際になかった場合には別に問題はありませんが、逆の場合は困ります。一部の日本の論調のように、「話し合いだけで結局軍事行動はないだろう」と考えて本当に攻撃があったら、取り返しがつきません。

 

 

アメリカが北朝鮮を攻撃するなら短期戦で勝負をつける

――アメリカが北朝鮮を攻撃するとすれば、どのようにしますか。

濱: アメリカの攻撃のやり方については、今までの戦争で大体予測できます。1991年の湾岸戦争は、それまでの世界大戦やベトナム戦争と比べてかなりスピードアップしました。2003年のイラク戦争になるともっと早くなりましたよね。

 

なので、長期戦ではなく短期戦で勝負をつけるはずです。現在の北朝鮮情勢を考えると、一瞬でカタをつけないとまずいという専門家もいます。

 

 

――なぜ早く終わらせる必要があるのでしょうか。

濱: 38度線の北側には、北朝鮮の砲兵部隊が配置してあります。当然ソウルまで届きますし化学兵器を載せることもできるので、一番の懸念材料です。

 

もしこれがアメリカの攻撃後に多少でも生き残れば、当然ソウルに向けて化学兵器が飛んでくるでしょう。とにかくこれを潰さなくてはならないので、MOAB(大規模爆風爆弾)を何発か落とす可能性もあります。アメリカとしても、韓国に在留しているアメリカ人への被害がないという状況にしなければ、北朝鮮への攻撃が始められないですよね。

 

しかし、38度線の砲兵を潰しても、北朝鮮の中心の方から化学兵器を搭載したミサイルがソウルに落ちることも考えられます。日本政府としても、在留邦人が化学兵器で攻撃された場合の除染を視野に入れておく必要があります。ただ、陸上自衛隊の専門部隊にそこまでの除染能力があるかというと、なかなか難しいです。

 

 

まず懸念すべきは工作員による化学兵器テロ

――アメリカが大規模な攻撃をした場合を考えて、日本はどのような想定をしておくべきでしょうか。

濱: まず考えるべきは、すでに日本に数多く潜入している北朝鮮の工作員が、化学兵器を使ってテロを起こす危険性です。

 

ある程度の資金力と原料調達力があって、ノウハウがあれば、化学兵器はつくれてしまいます。北朝鮮から密輸する可能性もありますし、リン化合物など原料の前段階のものであれば、外から持ってくることも難しくないでしょう。施設の中で生成することもあり得ます。

 

こういうことを防ぐために、化学兵器禁止条約の中に、産業査察というものがあるのですが、残念ながらこれもすり抜けることができてしまいます。

(後編へ続く)

 

【関連記事】

2017年7月号記事 「核」着弾まで3分。その時、何をする? 北ミサイルから家族を守る 生存率を上げる33の行動 Part.1

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13045

 

2017年7月号 「核」着弾まで3分。その時、何をする? 北ミサイルから家族を守る 生存率を上げる33の行動 Part.2

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13044

 

2017年4月30日付本欄 大川隆法総裁「トランプ氏は近く、大規模攻撃を行う」と予測 幸福実現党大会にて

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12944


UFO、臨死体験…… あらゆる超常現象を説明できる科学とは

2017年06月06日 06時26分53秒 | 日記

UFO、臨死体験…… あらゆる超常現象を説明できる科学とは

《本記事のポイント》

  • ロンドン大の天文学者が異次元空間の存在を主張
  • 異次元を想定しないと、意識や精神、霊魂の説明がつかない
  • パラダイムシフトにより科学の常識は変化し続けてきた

 

幅広いテーマを持つ「UFO学」の世界には、自らの体験をもとにエイリアン・アブダクションと臨死体験の共通点をスピリチュアルな観点で研究するUFO学者がいる。実は、科学の世界にも、物質界ではない意識の世界として霊的な異次元空間を説明する学者がいる。両者の主張は、それにより様々な超常現象の説明が可能になる、という点で共通している。

 

 

天文学者の考える別次元世界

2月16日付の英エクスプレス紙の記事は、ロンドン大学クイーン・メアリー校の天文学者バーナード・カー教授が、「我々の意識と通じる別の次元が存在する」と主張していることを伝えた。

 

かつてアインシュタインは相対性理論において「4次元」を想定した。そして現代の物理学の最先端をいく「超弦理論」では、11次元までが想定されている。カー教授は、さらにもう1次元、物質を超えた意識とつながる次元が存在すると指摘する。また、こうした次元構造は階層的なものであり、我々の存在する3次元はその最下層であると考えているという。

 

現代科学の世界では、意識が何かということは明確にされておらず、脳の作用だと思われている。しかしカー教授は、肉体とは別の意識とつながる非物質的な別次元の存在を想定しなければ、哲学的な「肉体と精神」の問題をはじめ、時間というものの本質や幽霊や幽体離脱、臨死体験や夢といった現象の説明がつかないという。

 

これは、現代の主流科学とは意を異にするが、カー教授は「主流といわれる説も、何度もパラダイムシフトを経ており、それは常に我々の常識を変えてきている」と言っている。

 

 

臨死体験とエイリアン・アブダクション 

アメリカには、臨死体験とエイリアン・アブダクション時の意識の状態に類似点を見出し、UFO学と臨死学会の双方で活動しているというUFO学者たちがいる。彼らとカー教授の説に共通するのは、物質界とは異なる精神や意識の活動する次元が存在し、そこは他人の意識との共有スペースでもあるということだ。UFO学では、エイリアンはテレパシーで会話をするというのが定説であり、このような共有スペースを利用していると想定される。

 

カー教授の説は、臨死体験における死後の世界や霊界、「あの世」、エイリアン・アブダクションにおける意識への介入、テレパシーや予知能力など様々な未解決の現象を説明できるようになる可能性を持つ。教授の言う通り、パラダイムシフトがいつもその時代の既成概念を覆すものであれば、次はぜひとも、この異次元の解明にアプローチしてほしいものだ。(純)

 

【関連記事】

2014年6月29日付本欄 エイリアン・アブダクションと臨死体験に共通する「霊界」、研究はすでに始まっている

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8077