長崎の歴史~正月編~9 2013-01-05 05:55:04 | 長崎の歴史 補足2 ~吉雄耕牛~2 通詞の仕事のかたわら、 商館付の医師やオランダ語訳の外科書から外科医術を学ぶ。 特にバウエルやツンベリーとは親交を結び、 当時日本で流行していた梅毒の治療法として 水銀水療法を伝授され、実際の診療に応用した。 オランダ語、医術の他に天文学、 地理学、本草学なども修め、 また蘭学を志す者にそれを教授した。 家塾である成秀館には、 全国からの入門者があいつぎ、 彼が創始した吉雄流紅毛外科は 楢林鎮山の楢林流と双璧を為す西洋医学として広まった。 古美術 崎陽 長崎の歴史