古美術 崎陽

古唐津 茶碗 他お茶道具等 古美術全般を取り扱う「古美術崎陽」のHP日記

オロシャ お栄  (稲佐お栄)-3

2014-12-26 05:35:11 | ホームページ更新





稲佐はロシアマタロス休憩所が開かれて約20年をたった頃である。
ロシアは地元の庄屋、志賀家から千坪近い土地を租借し病院や艇庫や
小工場を建て、水兵たちの休養の場としていた。
稲佐村にはホテル、両替所、レストランが作られ、
またロシア海軍の兵士達は民家を借り受け住んでいた。
お栄はここでロシア語を修得する。

長崎の歴史


深堀義士伝 追伸

2014-12-20 06:45:07 | 長崎の歴史



恵剣寺の僧になった赤穂義士-4

 後発でありながら、赤穂義士が日本中で脚光を浴びたのは、

事件の発端が殿中という江戸のド真ん中であったからだろう。

片や、先行の深堀義士は、西のさいはてでの事件ゆえにマイナーの

立場に甘んぜざるを得なかった。

そのことに、島民が義憤を覚えるのも当然であろう。

 深堀義士への同情と敬愛から、

彼らの慰霊を切望してやまない島民の心情が、

この伝説を生んだに相違あるまい。


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深堀義士伝 追伸

2014-12-10 07:55:11 | ホームページ更新





恵剣寺の僧になった赤穂義士-1

 その後、数年を経て、一人の旅僧が久賀島の流人小屋を訪ねてきた。

羽右衛門はすでに赦免になり国に帰ってしまったことを島民が伝えると、

僧は一瞬の落胆ののち、喜色を浮かべた。

そのまま島の恵剣寺に住み着いた僧は、

やがて病に伏した。その臨終に際して、



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