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シーボルトお抱え絵師
「川原慶賀」~2
文政9年(1826)のオランダ商館長の江戸参府の折
シーボルトと同行し
道中の風景画、風俗画、人物画等を描いた。
これらに使用された紙、顔料、支払われた給与などは
オランダ政府から支給され
絵図のほとんどはオランダへ発送された。
文政11年(1828)のシーボルト事件に際しては
多数の絵図を提供した慶賀も
長崎奉行所で取り調べられ、投獄。
シーボルト追放後、
シーボルトを慕う人々によって煙草入れが
シーボルトの元へ送られたが
この煙草入れの蓋は、
慶賀が描いた楠本滝と楠本イネの肖像画で
表裏に螺鈿細工されている
この「シーボルト妻子像 螺鈿合子」は
長崎のシーボルト記念館に展示されている。
古美術崎陽HP
シーボルトお抱え絵師
「川原慶賀」~2
文政9年(1826)のオランダ商館長の江戸参府の折
シーボルトと同行し
道中の風景画、風俗画、人物画等を描いた。
これらに使用された紙、顔料、支払われた給与などは
オランダ政府から支給され
絵図のほとんどはオランダへ発送された。
文政11年(1828)のシーボルト事件に際しては
多数の絵図を提供した慶賀も
長崎奉行所で取り調べられ、投獄。
シーボルト追放後、
シーボルトを慕う人々によって煙草入れが
シーボルトの元へ送られたが
この煙草入れの蓋は、
慶賀が描いた楠本滝と楠本イネの肖像画で
表裏に螺鈿細工されている
この「シーボルト妻子像 螺鈿合子」は
長崎のシーボルト記念館に展示されている。
古美術崎陽HP