撮影:三浦邦彦(讀賣新聞)
オリンピックが終った。
序盤に女子柔道の阿部詩の号泣に度肝を抜かれ、最後に女子やり投げで優勝した北口榛花の笑顔に寛いだ。
大柄の北口の弾けるような笑顔がすばらしい。10m四方を幸福の気で満たす稀有の存在である。実力があってもこの場で勝つことはむつかしい。北口だけでなくオリンピックでメダルを取ったり入賞した選手を称えたい。皆いい笑顔であった。なかでも北口はあんなに笑ってもどこかに品がある。彼女のひととなりのせいだろう。
さて笑顔といえば、内親王愛子さまを挙げなければならぬ。彼女に微笑まれるとこれまた幸福を感じる。ロイヤルスマイルというのか。この笑顔を拝見すると、女性天皇が出現していいと思う。いや、愛子さまに天皇になってほしいという気さえする。そういう微笑みである。
民間、宮中を問わず、笑顔はすばらしい。笑顔のない苦渋の人たちが世界に多々存在すると思うと、こよなく尊いと思うこのごろである。
撮影者不明
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